第135話 ブラー二ーストーン

 ども。

 新巻へもんです。


 相変わらずダラダラ過ごしておりますが、少しずつ創作意欲が戻って来たような、来ないような感じです。どっちやねん。まあ、そうこうするうちに8月も終わり、少しは涼しくなって環境も変わるでしょう。もうそろそろ夏も終わりでいいかな。この間、用事があって出かけたら本当に暑かった。


 東京駅からビックカメラ有楽町店までは地下道でつながっています。微妙に空調もかかっているので快適なんですが、間にある東京国際フォーラムが通行止め。ええ。この夏に開催されている例のスポーツ大会のせいです。仕方なく地上に出ましたが、当然規制線で遠回りさせられます。暑い苦しい。警備している警察官やスタッフも死にそうな顔してました。


 さて、本日は伝説のアイテムのお話です。ファンタジーにはレジェンドアイテムが付き物ですね。某大作の全てを統べる指輪とか。拙作「酔っぱ買い」では伝説級の効果のあるおパンツを登場させたりしています(ダイマ)。そんないわく付きのものってお話の中だけかというと、現実の世界にもございます。


 まあ、その効果の真偽はともかく、貴重なものは通常は博物館に展示されたりしていてなかなか実際に触れることはできないものです。そんな中、実際にその加護を受けられるものをご紹介。その名もブラーニーストーン。イギリスのお隣アイルランド共和国の首都ダブリンから南西に約200キロほど離れたところにあるブラーニー城にあります。めっちゃ遠いじゃねえかという声が聞こえる気がしますね。否定できません。


 そのブラーニー城は半ば崩れてるんですが、その城壁の狭間の向こうに石がありまして、それにキスをすると、なんと口が達者になります。石までは30センチほど隙間もあり、仰向けにならないと口が届きません。介助してもらっても結構怖い。なのに効果が雄弁。地味っちゃ地味です。


 しかも、前の人の後に消毒したりしないので、濃厚間接キッスです。最新の情報は知りませんが、たぶんこの状況下では感染予防の観点からキス禁止になってそうです。でもケルト神話に登場する四種の神器の一つだとされていると聞くと、心の中の何かが刺激されませんか? 神器っすよ、神器。


 ちなみに新巻はもちろんキス済みです。もうね、それ以来、滅茶苦茶口が回るようになりましたよ。初めて仕事上で会った方に、しゃべりだけで仕事してるでしょ、と言われるぐらいです。なお、プライベートで女性を口説くのが上手になるということはありませんでした。うまくオチがつきましたね。


 ではでは。

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