第130話 お帰りなさい

 ども。

 新巻へもんです。


 台風が近づいて来ていますね。関東地方に7月にやってくるのは珍しいと思うのですが、深刻な被害が出ぬことを祈るばかりです。毎日カラカラなので適当なお湿りになってくれれば言うことなしなんですけどねえ。まあ、自然はそんなに人の都合のいいようにはならないか。


 今日のタイトルはダブルミーニングです。その1は、とある作家さまがカクヨムにカムバックされたことを受けてのもの。このエッセイでも昨年10月にその方が卒業されるとのことでショックという話を書きました。早速、2本ほど公開されていて久しぶりに読ませて頂きました。


 wazzwallasis様のシリアスとコメディ。この方独特の味わいがあります。しょーもないことに真剣に挑む話とか、笑いの中にしんみりを忍び込ませてくるとか。また新作を読めるというのは嬉しいです。ちょっと低調気味でしたが私も負けてられません。


 ということで、先日見かけて参加するかどうか迷っていた自主企画に参加しました。香鳴裕人さまの[第1回] 問えば響く君の答え 『どうしてそんなにも蒼いの?』【お題企画】です。作中に《どうしてそんなにも蒼いの?》という問いを入れて、それについての回答を明示するのが共通ルール。


 香鳴裕人さまは同題異話SRという自主企画で2年お世話になっていて、また面白そうな自主企画だなとは思っていたのです。これが本話のタイトルの理由その2。ただ、作中に特定のフレーズを入れるという条件は慣れてないですし、なかなかアイデアが浮かばず時は過ぎといった次第。


 青じゃなくて蒼というのも難しい。色としては忍び寄る夜の色であります。ちょっと物悲しい雰囲気もある。言葉としてすぐに思いついたのは「蒼天已死」ですが、違うそうじゃない。結局書いたタイトルは「蒼い瞳のあの人が望むもの」。


 ネタバレですが、今作は宝石のルビーとサファイヤってほぼ同じというどこかで仕入れた知識が元になっています。じゃあ、宝石を使って何するべ、ってことでレーザーの媒質に使えばいんじゃないかってことで、前から数作書いているとぼけた2人に登場願いました。秘密結社の下っ端構成員とマッドサイエンティスト。


 邪道な作話だったとは思いますが、それっぽいSFコメディが書けて満足です。長編はネタに困っているので、もう1個ぐらいリハビリがてら自主企画に参加しようかな。とか言ってるうちに、また月初がきますね。むう。まあ、今日は復活×2がおめでたいってことで終わります。


 ではでは。

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