第117話 頭上で回るは観覧車
ども。
新巻へもんです。
ゴールデンウィークも数時間で終わっちゃいそうですね。今年も昨年に引き続き、ほぼ家に閉じこもりの生活でした。元々、この時期は混雑するのでそれほど遠出することはないのですが、近所のスーパーに食料品を買いに出る以外は外に出ませんでした。ほぼ毎晩、なんなら昼から酒を飲む生活です。
まあ、普段は出来ないような大掛かりな掃除もしたし、そこまで自堕落ではなかったはず。フィットネスソフトもレベル400を突破しました。ネットゲームも長時間のログインのお陰でかなりの進捗を見せてます。進まなかったのは、連載している小説の書き溜めぐらいですかね。ははは。
さて、月も改まったということで、同題異話の自主企画が始まりました。今月のタイトルは「頭上で回るは観覧車」です。恒例どおりに作話の舞台裏を明かしましょう。以下ネタバレ含みますので、ご注意ください。
まず、ゴールデンウィークということで、青空を背景にした観覧車をバックに思い出の写真を撮っているカップルが浮かんできました。ファミリーでもいいでしょう。いずれにしてもその登場人物は笑顔を浮かべていそうです。
とか書いてますが、既に私の作品を読まれた方は、実際のものとのギャップに驚かれているでしょう。はい。いつもどおりに天邪鬼を発動させました。外出制限がかかっているご時世ということもあって、そういうシーンに持っていくまでの舞台設定がしんどかったというのもあります。
別に現実世界を正確に反映しなければならないわけでもないので、力いっぱいキャッキャウフフな話でもいいのです。ただ、連載中の小説で甘いシーンを書いていたのもあってやめました。逆方向に振った方向で考え始めます。そこでふと思い出したのが、どこかの閉鎖した遊園地で取り壊されずに残っている観覧車の写真でした。
使われなくなった遺構としての観覧車。趣があって良さそうです。錆びついてキイキイと音を立て、今や乗る人もいなくなった姿が似合いそうな舞台と言えば終末世界。過去にゾンビもので数作書いたものがあったので、その登場人物に再度登板してもらうことにしました。
あとはモデルにする観覧車です。頭上という指定で思いついたのは、臨海副都心にある商業施設の屋上にあるものでした。ということで、水辺に出かけなければならない理由付けをして、前作を読んでない方にも分かる程度の状況説明をします。冒頭部分は、最初に思いついた爽やかな光景を加え、落差を演出して完成しました。てな感じです。
ではでは。
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