第77話 空に走る

 ども。

 新巻へもんです。


 毎日暑いです。1日2個のアイスでなんとか生きながらえてます。朝起きた時からパジャマが汗まみれで不快なことこの上ないです。朝食食べたらさらに汗がどばあ。玄関のドアを開けたら、むわん。そして廊下にはばらばらになったセミの遺骸。もう今日は休んじゃおうっかな気分がマックスです。


 そんななか、今日はアルコールの摂取を控えたので、この時間まで稼働しています。というのも、ゆあん様の筆致企画に今日こそは取り組もうという固い決意があったからなのでした。2回書いちゃ消ししたんですよ。今回は見送りかなとも何度も逡巡しました。


 また性懲りもなく異世界ファンタジーの連載始めたので、そっちにエネルギー食われっぱなしだったというのもあります。またえっちなやつ。「酔っぱらい盗賊、奴隷の少女を買う」です。今っぽいタイトルですなあ(宣伝)。しかし、書けなかった最大の原因は、今回のテーマが「走る」だから。完全にスポーツじゃねえか。


 このエッセイ読んでいただけている方ならご存じでしょうけど、私はスポーツが嫌いです。はっきりと公言している奴がスポーツの話を書いていいのか? 以前、企画でスポーツものを書いて、ボロクソに書かれたこともありますし、自分でも向いてないのは自覚してます。


 もちろん、変化球でスポーツじゃなくすことも考えました。SFにするとか、ファンタジーにするとかね。ドラグーンでバディものとかも思いつきました。クリミヤ戦争ばりに死の突撃して、片方が生き残るとかね。まあ、でもこの企画は筆致企画なので、あまり変化球もなあ、とうことでやめました。


 「葉桜の君に」であれだけおふざけした人間のいうセリフではないのですが、一応は反省しましたってことで。それと、片方が死亡確定しているというのがきつい。もうそれだけでドラマですからね。お腹がいっぱいです。


 以下ネタバレ。


 主人公2人がパートナー関係にある競技ったらなんだろうということで2人一組の競技を考えます。ああ、ブラインドマラソンそのまんまだな。はい終了。あとは、詞のキャラクターをどうするかですが、程よくアホっぽくて、程よく真剣な男にしてみました。これで完成と思ったら大間違い。葵は目が見えないんだから情景描写に滅茶苦茶制限かかることに気が付きます。


 普段、いかに自分が視覚依存しているか改めて思い知らされました。それと、葵の心理もかなり端折った感はあります。詞のボイスメッセージへの感想とかの辺り。まあ、設定の都合上、葵に2度喪失感を味合わせることになったのは、自分でも鬼畜だなと思いました。


 ではでは。

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