第76話 意味が無くてもするのが努力だろ
ども。
新巻へもんです。
いやあ、梅雨が明けたと思ったら滅茶苦茶暑いですね。用事があって1.5キロほど離れたショッピングモールまで出かけてきましたが、行きだけでうんざりしてしまいました。帰りはやってられないので、缶チューハイのロング缶を片手に帰ります。通行人もほとんどいないので問題なし。
飲むそばから汗になって出て行くのですが、こういう軽く酔った感じもいいですね。ほろ酔いで一旦家に帰ってから夕飯の材料の買い出しに行きます。近所のスーパーは、この春に数十メートルほど遠くへ移転して床面積が広くなりました。品ぞろえも増えて便利なのですが、この数十メートルがだるい。
春先はまだ良かったんですが、夏になると両手に大荷物を抱えて歩くのが一苦労です。さらに、このくそ暑いのにカップルがお手てつないで狭い歩道を歩いてやがりました。抜くに抜けず大迷惑。イライラが募ります。本当にそういうのは勘弁して欲しいです。
勘弁して欲しいといえば、来年の東京大会のポスター。キャッチコピーが「すべての努力には意味がある」とかなんとか。闘病中の池江選手をつかったあざとさだけでも反吐が出るのに、この能天気なコピーで3倍吐けます。すべての努力に意味なんかあるわけねーだろ。
このコロナ感染症の影響で、やむを得ず店をたたまざるを得なかった人にも同じセリフを言えるのでしょうか。「いや、閉店しちゃったのは残念。でも、きっとこの経験はあなたの人生の糧になる」とか高説を垂れるんですかね。この無神経さには呆れを通り越して感心すらしてしまいます。
そういうセリフは本人は言ってもいいです。ただ、他人が言った瞬間に言葉の暴力になるという想像力もないのかな。だいたい、スポーツの世界の中だけでも、謎の選定基準で成績がいいのにオリンピックの出場ができない選手もいたりするんですけどね。考えたのは広告代理店でしょうけど、掲載OKを出した時点で、この界隈も同罪だと思います。
前置きが長くなりましたが、約1年に渡って連載を続けてきた「知らない間に~」が無事にフィナーレを迎えました。もうラブコメで長編は当面いいかなという気分です。途中辛かった。週1の公開がきついのなんの。まあ、それでも無事完了できて感無量です。気が付けば、自作の最多PV21Kを叩きだしてました。読んでいただいた方には感謝しかありません。
次は何を書こうか思案中ですが、途中で放り出した未公開長編2作をなんとかしなくてはなりません。ええ、1年ぐらい前も同じこと言ってました。とほほ。まあ、なんとか公開できるように精進します。
ではでは。
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