第71話 サンダルは危険

 ども。

 新巻へもんです。


 皆さんはお昼どうされてますか? 私が働いているところはオフィス街にあるのですが、周辺のお店は値段の割に味がイマイチ、凄く並ぶのが嫌ということもあって、普段は職場で食べてます。買いに行くのも面倒なので買い置きしてあるカップラーメンをモソモソ。1食90円なので月2000円未満。


 そうやって浮かした金でビールを飲んでます。しかも、いわゆるプレミアムなやつ。昼飯代の2倍もするものを飲んでいるという何かが間違った食生活を送っています。昨日は気分を変えてアルコール9%のヤバいと噂のチューハイにしましたが、やっぱりビールの方がいいですね。


 さて、今月も同題異話が始まりました。しかも企画主さまが温めに温めて、雛がかえってまた卵が産まれ以下略ぐらい温存していたタイトルということです。ずばり「サンダルでダッシュ!」。え? なんか凄くカジュアルなんですけど。今までのなんというか文学の薫り高いものとは一線を画してます。


 やっぱり夏だから、ビーチサンダルでキャッキャする甘酸っぱい恋愛ものとか書けということなんでしょうか。しかし、私はひねくれ者なのです。天邪鬼レベル5は固い。先日、悲恋の話を書いて甘々なの書きたいと思ってた気持ちにも封印をして敢えて外すことにしました。


 しかし、サンダルって走りにくいけどどうするんだ? ちなみに私はサンダルで走ってコケて半開きの扉に激突して顔を切ったことがあります。すげー血だまりができて大変でした。両手も血だらけになって病院行ったら、出てきた医者がどれどれと言って手の診察を始めました……。藪医者に3針縫われて今でも跡が残ってます。


 走れるサンダルってあるかなあ、と脳内検索をするとありました。古代なら編上げサンダル履いてるし兵士も着用。これなら走るシーンも自然な形で出てきそうです。で、ギリシア舞台にするかローマを舞台にするかで悩んでローマにしました。ほら、ガリア戦記を評して「サンダルの音が聞える、時間が飛び去る」と言った方もいますしね。


 ここまで決まれば、あとは架空の一兵卒を作り上げて270キロ走って救援を求めたエピソードの話に肉付けしていくだけです。まあ、タイトルとのギャップが最後まで残りましたが気にしないことにしました。ちなみに、ギリシア舞台だったら、もちろん主人公は神聖隊の一員です。エパミノンダスが戦死したマンティネアの戦い辺りの話になったでしょう。


 ではでは。

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