第69話 雪を溶く熱

 ども。

 新巻へもんです。


 皆さんのお住まいでは、給付金の申請手続き始まりましたか? 例のお一人様10万円貰えるやつです。私の住んでいるところは申請書が送られてきまして、早速記入しました。金額とか対象者とか色々と議論になってましたけど、その点は置いておいて、今日は申請書の悪口から始めたいと思います。


 私のところのフォーマットでは、申請者の情報の横の方に、「給付金をいらない」というチェック欄がありました。これ、書式としては相当まずいと思うんですよ。誰かがボールペンでレ印つければ給付金いらないってことになっちゃいますからね。そうなったら、控えが無い以上、申請者側では抗弁の方法がない。


 まあ、メリットもないのでそんなことをする職員の方はいないとは思いますが、汚れが付いたりとかも考えられます。なんで申請書なのにわざわざ不要という意思表示だけをさせる謎仕様にしたんでしょうか? □いる□いらない。こうしておけばいいと思うんですけど何がしたいのかよく分かりません。


 さて、ゆあん様の自主企画「筆致は物語を超えるか」【雪を溶く熱】に遅ればせながら参戦いたしました。ぐだぐだ言っていた割には結局あらすじそのまんまという話になってしまう非才の身。今までの筆致企画で一番時間がかかった割には本人は満足してません。なんというか宿題をすませた気分です。


 まあ、筆致を高めあおうという企画なので別にそれでいいのですが、書きにくいストーリーというのはやっぱりあるのだなと痛感しました。普段は、軽いノリの話か、ゲロ甘い話を書いているので、こういう物悲しい文脈で描くのは慣れてないんです。どうしても修行している感が出てしまいました。


 もう今回はパスしようかとも何度も思ったのですが、別の自主企画で、割と好きな話が書けたのでなんとか乗り切れた状況です。缶詰とストローとメリーゴーラウンドの3題話「白馬よ。私の王子を連れて来い」。少女漫画のようだ、というコメントを頂いたので狙い通りに書けたんじゃないかと思ってます。


 さて、これから他の方の「雪を溶く熱」を読みに行こうと思います。きっと打ちのめされるんだろうなあ。あらすじに忠実ならそれはそれで陰鬱な気分になるだろうし、うまく調理した作品に出合えば、己の才能の無さが嫌になるだろうし、どちらにしても大ダメージは必至です。


 適切なコメント残せるかは心もとないですが、自主企画に参加する以上は最低限の礼儀ですからね。別にマゾというわけではないですよ。


 ではでは。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る