66話 オアシス奪還作戦1-3
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「
「指揮はゼノビアに任せてある。ワシらはあやつの芸術を堪能するだけよ」
本陣に派遣されたヴァラヴォルフ族の映伝士からの報告に義清は答えた。
本陣は周囲を陣幕が囲んで張り巡らされている。
紫と白の横縞模様の陣幕が砂丘の上にあるのはなんとも奇妙な光景だった。
日本の戦国時代によく使われた置き盾をテーブル代わりにして、
入り口から一番遠い上座に義清が義清が座っている。
義清から向かって右手にエカテリーナとベアトリス、ラインハルトが座り、
左手にはスケルトン総指揮官、その横に大主教が座っている。
ヴァジムはラインハルトの横に座っている。
本陣はオアシスから一番遠い南に置いている。
本陣周りには今回の奪還作戦不参加がきまったボア族が、義清の親衛隊である黒母衣衆に代わって本陣脇備えとして布陣している。
そこから少し北に行ったオアシスとの間にヴァラヴォルフ族の南方方面担当軍の尾白、そして更に少し北に先行部隊の10人のヴァラヴォルフ族がいる。
黒母衣衆は本陣から少し離れた東に布陣し追撃の準備を整えている。
ヴァラヴォルフ族副官のアルター老人が率いる
各隊との連絡を受け持っている。
今回の奪還作戦の指揮は義清からゼノビアに一任したので義清は見ているだけだ。
ゼノビアにかかる責任も大きいが、それに比例して成功したときの手柄も大きい。
ゼノビアは指揮を一任されたことに喜び勇んで北方担当軍を自ら指揮している。
仮にオアシスにいる貴族軍が自分たちが包囲されていることに気づいて反撃に出た場合、北方方面担当軍が一番危険になる。
西方方面担当軍が敗れれば北方担当担当軍は本陣との連絡路を失い孤立無援となる。
逆に貴族軍が北方担当担当軍を直接攻撃した場合は、西方方面担当軍が救援に来るまで単独で持ちこたえなければならない。
一番危険故に北方担当担当軍はヴァラヴォルフ族でも精鋭が集められていた。
そのゼノビアの北方方面担当軍が布陣を完了したということは、
オアシス奪還作戦の準備は整ったことを意味する。
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次回更新予定日 2020/4/4
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