第8話 美樹からのエッチなお誘い
私は拓哉の方を見ると何か考えているようだった。
一体何を考えているのだろう。
私は拓哉に声をかけてみることにした。
「拓哉どうしたの?」
「美樹の事で考えて事をしていたんだ」
「そうなの?」
「ああっ、そうなんだ」
私の事で考えていたのか。
「美樹ごめんな、少し席を外すな」
「うん」
拓哉はお部屋から出て行ってしまった。
私はこれをチャンスだと思って着替える事にした。
鞄からスカートとパンツ、ブラジャーを出す。
それとTシャツがあるので鞄から出す。
私は水着を脱ぐとパンツを履いてブラジャーをつける。
次にスカートを履く。
最後にTシャツを着ると着替えは終わる。
その時だった。
拓哉が戻って来た。
「拓哉、おかえりなさい」
「ああっ、ただいま、えっ? 着替えたのか?」
「うん、さすがに水着姿は恥ずかしいの」
「そうか、残念だな」
私は拓哉の事をエッチなお誘いをしてみようかな。
「拓哉、こっちを見ててね」
「ん? わかった」
私はまずスカートを捲り上げる。
「み、美樹、何をしているんだ、やめろ、パンツ見えているぞ」
「どうしたの? 拓哉、顔を真っ赤にして」
「いや、いくら大好きな人と言ってもそれはまずい、やめなさい」
「わかった」
私はスカートを捲り上げるのをやめた。
次からが本番ね。
私はTシャツを脱いだ。
すると上半身はブラジャーのみ。
「美樹、そういう事はやめなさい、恥ずかしくないのか?」
「恥ずかしくないよ、私からしている事だしね、それに拓哉に見られるの
嬉しいよ」
「そ、そうなのか、そういう問題じゃない、やめろっ」
私は次の行動に出る。
次はスカートを脱いだ。
私の格好は下着姿だ。
「美樹本当にやめるんだ、やめてくれ、生殺しになる」
「拓哉ってこういう苦手なの? 男性ってエッチな事大好きじゃない」
「いいからやめてくれ」
私はやめる事はしない。
次はブラジャーでも外そうかな。
私はブラジャーを外した。
さすがに両手で隠している。
「美樹……ブラジャーが……美樹の胸が……」
拓哉が私の胸を想像している。
拓哉も意外とエッチなのね。
次はパンツだけど、どうしようかな。
拓哉を見ると俯いている。
相当恥ずかしいのね。
私は最後の行動に出る。
私はパンツを脱ぐと右腕で胸を隠して左手で大切な部分を隠している。
これで見えないようにはなっている。
「美樹、やめてくれ、まともに見れない」
「見ていいよ、拓哉」
拓哉は目を開けて私の方を見た。
「美樹は俺を誘っているのか?」
「そうだとしたらどうするの?」
「そういう事は結婚後にしたい」
「なるほどね、でも、したかったらしてもいいのに」
「とりあえず、これを巻いてくれ」
拓哉からバスタオルが渡された。
私はバスタオルを身体に巻いている。
せっかく楽しかったのに残念。
でも、エッチなお誘いは成功ね。
拓哉は我慢する事で精一杯みたいだった。
「ねぇ、拓哉はこれからどうするの?」
「その事なんだが、まずは座ろう」
私と拓哉は高級な椅子に座る事にした。
私は足を組むことにした。
「秘書ってどんな事をするの? それはな」
私は足を組みなおす。
拓哉が私の方をちらちらと見ている。
どうしたんだろう? 私は自分を見ると……。
あっ、もしかしていけない部分が見えているのかな。
そんなわけないよね。
「秘書はな、そんな大した事はしない、それに美樹は俺と隣にいるだけでいいさ」
「うん、それでお仕事でお金もらえるの?」
「それだけでお仕事でお金がもらえる」
「うん、わかった」
私はまた足を組みなおす。
するとまた拓哉がこちらを見ている。
正確には私の下半身を見ている。
やっぱり、いけない部分が見えているのかな。
これも誘っているうちに入るよね。
そろそろやめないと拓哉に怒られるかもしれない。
「美樹」
「何? 拓哉」
「そのなんだ、誘ってるのはわかるが女性がそんな事をするもんじゃないぞ」
「うん、知っててやってるの」
「美樹……」
拓哉がいきなり私に抱きついてきた。
するとバスタオルが身体から落ちる。
私の胸が拓哉の身体に当たっている。
すると拓哉の息が荒い。
きっと拓哉は興奮しているに違いない。
拓哉のいけない部分がおかしいのがわかる。
でも、今はそんな事は気にしない。
拓哉が私の唇に口付けをしてきた。
私は拓哉の唇に口付けをした。
「美樹、とりあえず、これに着替えてくれ」
「うん」
拓哉が私のために服と下着を持ってきていたのだった。
私はパンツを履いてブラジャーをつける。
「美樹にその下着似合って良かった」
「この下着どうしたの?」
「自前に美樹のために購入した」
「あ、ありがとう」
私は服を着る。
「その服も似合うな」
「うん」
「その服も自前に購入した、美樹のために」
「ありがとう、拓哉」
私はとても嬉しかった。
こんな良い事なんて初めてで感激している。
私はこれからも拓哉についていこうと決心した。
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