名前:忘れらんねえよ!
生没年:2017/04/01〜2017/07/22
小説の成長記録:
2017/04/01友情とラノベの子供として生まれる。2000文字の大柄な子供であった。
2017/05/01頃より友情がアルツハイマーになったためラノベが育児放棄し始める。そのせいでしばらくは1000文字〜2000文字の成長と退化を繰り返すが、どうにか力を振り絞って毎日500文字以上の成長を続けていた。しかし限界がきたのか2017/07/22に急死した。全文字数:22625字
小説の性格:
中学校最後の一年。四月一日に3年C組に進級した生徒達は互いにこれから過ごす一年間の日々を忘れられない一年にしようぜと誓った。学級委員長の守と晴子はお互いに恋をし、勉強のできない賢治はふてくされ、彩子は親への反発から非行に走り、勉強が得意な悟は塾の生徒の女の子に恋をし、引きこもりの哲也は三日目から学校に来なくなり、直哉は学級委員長の守に恋をし、付き合っていた謙也と聡子は子供ができたんじゃないかと悩み、etc…。
やがて六月が来て、学級委員長の守は何故か聡子を妊娠させており、守に恋していたはずの直哉も何故か聡子を妊娠させたことになっており、非行に走っているはずの彩子が学級委員長になっており、引きこもりのはずの哲也が学級委員長になっており、勉強の得意なはずの悟が何故か勉強ができなくてふてくされており、学級委員長のはずの晴子が親への反発から非行に走っている状態になっていた。
自分さえ見えなくなった3年C組の生徒はこの危機をなんとかしなければと相談し、キャンプファイヤーをやってもう一度団結を深めようということになって、とりあえずクラス全員でキャンプ場に集まったが、お互い自分の名前以外なにもかも忘れてしまった状態で、クラス一同自分が果たして何者なのか何故ここにいるのかと自問自答するのであった。
小説の制作秘話:
作者は今まで生きてきた中で一番充実していた中学の三年間を思い出し、その最後の一年間を余すところなく、共に過ごしたクラスメイト全員のことを書くつもりであった。
しかし描き始めた途端に脆くもその壮大な野心は崩壊し、作者は登場人物のあまりの多さに右往左往し、交通整理などまるで出来ない有様だった。
登場人物達のプロフィールさえ忘れてしまった作者は最後の手段と何故か登場人物全員をキャンプ場に連れて行きクサすぎる青春ドラマをやってこのピンチを切り抜けようとしたが、書き始めた途端に全てが嫌になり、登場人物の口を借りて自分の内心を吐露しはじめるのであった。『俺は一体なにやってんだ!』
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