第2話の4

 剣とソードを使いこなすアニキだが、グラスを恐れ過ぎて引く。ハッパなど目に止まらない。ソードを振り回しライフルを頭に載せフル回転させた。足を狙い撃つ。


「これは破壊神アニキかよ。何時から名乗りやがった。テメー殺すぞ!」

「安い挑発ね。私はムチを残しているわ」

「ウソつくんじゃねぇ。さっきから狙っているのは知っているぞ、ジョンのクソアマ!」


 ハッパとミキはクールに語る。ハッパは直線を見る。グラスの右腕と呼ばれたサクヤが迫る。最強の女性パイロット。グラスの洗脳から逃れたほどの強さと聞く。


「何ー! ハッパはグラスに洗脳されていたのかい!」

「違うわー! 俺は俺だ!」


 ハッパが切れる。

「それこそ動かされている証拠よ、ハッパさん!」


 余裕ーがねえぜミキ。サクヤが狙い撃つ。逃げ場はここにはない? 三人の力をロードに変えて! 行けー

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