第12話 幸せ
「朋絵、何か食べたい物ある?」
「うーん、何でも良いよ」
私が答えると彼は少し困った表情をしていましたが、
すぐに笑顔になってこう言いました。
「わかった、じゃあ頑張って作るから待っててな」
そう言って台所へ向かう彼の後ろ姿を見つめながら、私は幸せを噛み締めておりました。
(あぁ、本当に幸せだな)
そんな思いを抱きながら彼を見つめていたのですが、
ふと視線を下に向けると我が子の寝顔が目に入りましたので、思わず笑みが溢れてしまいました。
この子の為にも頑張らないといけません。
(早く大きくなって欲しいな)
そう思いながら優しく頭を撫でてあげていると彼が戻ってきましたので料理を受け取りましたが、
とても美味しかったですし愛情を感じました。
その後は三人で仲良く食事を摂りましたし、その後はお風呂に入ったり歯磨きをしたりしましたけども、
その間ずっと彼に甘えていましたら彼も嬉しそうでしたし私も嬉しかったです。
そして就寝時間になりましてベッドに横になると彼が私の隣に潜り込んできて抱きしめてくれたのですけれども、
私は彼の温もりを感じながら眠りについたのでした。
「朋絵、愛してるよ」
耳元で囁かれた言葉は甘く響き渡り、私の思考を蕩けさせていきました。
(あぁ、拓哉と一緒になりたい)
心の中でそう呟くと自然と涙が溢れてきましたが、それを拭う事なく彼を抱きしめ続けました。
(でも……最後にもう一回だけキスして欲しいな)
そう思っていますと、彼は優しく微笑んでくれましたので嬉しくなりましたし、
幸せを感じましたので思わず笑みが溢れてしまいました。
その後、私達は見つめ合いながら微笑み合った後、再び唇を重ねたのでした。
「ありがとう、朋絵」
そう言って彼の胸に飛び込むと、彼は優しく受け止めてくれました。
そして私達は抱き合いながら何度も口づけを交わし合いましたが、
それだけでは物足りなくなってしまい、結局また愛し合う事になりましたけども後悔はありませんし、
むしろ良かったと思っていますので満足しております。
「朋絵、愛してるよ」
そう言って彼の胸に飛び込むと、彼は優しく抱きしめてくれました。
そして私達は見つめ合いながら微笑み合った後、再び唇を重ねたのでした。
「朋絵、もう一回だけキスして欲しいな」
そう言って私の唇にそっと指を触れてきましたので思わずドキッとしてしまいましたが、
私も同じ気持ちだったので頷きました。
それから何度も口づけを交わし合いましたが、それだけでは物足りなくなってしまい、
結局また愛し合う事になりましたけども後悔はありませんし、
むしろ良かったと思っていますので満足しております。
「拓哉、大好き」
そう言って彼の胸に飛び込むと、彼は優しく受け止めてくれました。
そして私達は、お互いを抱きしめ合いながら幸せに包まれながら眠りについたのです。
「朋絵、おはよう」
という声と共に目が覚めると、目の前に彼の顔がありました。
「おはよう、拓哉」
私が微笑みながら挨拶を返すと、彼は優しく微笑んでくれました。
「体調はどう?」
と聞かれたので私は笑顔で答えました。
「うん、大丈夫だよ」
そう答えると彼は安心した表情になりましたが、すぐに心配そうな表情に変わりました。
その理由はわかっていますし、私も不安ではありますけれども、
今は彼の側に居られるだけで幸せなのであまり気にしないようにしています。
「無理だけはしないでね」
そう言って彼は私の頭を撫でてくれたので、私は嬉しくなってしまいました。
そして、朝食の準備をするために台所へ向かう彼の後ろ姿を見つめながら、私は幸せを噛み締めておりました。
(あぁ、本当に幸せだな)
そんな思いを抱きながら彼を見つめていたのですが、ふと視線を下に向けると我が子が眠っている姿が目に入ったのです。
その寝顔はとても可愛くて愛おしく感じると同時に、この子の為にも頑張らないとという気持ちになります。
その後は三人で仲良く食事を摂りましたし、その後はお散歩に行ったりしましたけれども、
その間ずっと彼に甘えていましたら彼も嬉しそうでしたし私も嬉しかったです。
「ただいま、朋絵」
帰宅した彼を出迎えて抱きしめようとすると、
先に抱き寄せられてしまったので驚きましたけれど、それ以上に嬉しかったのでそのまま身を委ねていました。
「おかえりなさい、拓哉」
そしてお互いに軽くキスをすると、彼は私を抱きしめたまま離れようとしません。
しばらくそのままの状態が続きましたが、やがてゆっくりと離れた後は、
手を繋いでリビングへ向かいました。
そこで、彼が用意してくれた夕食を食べ終え、一緒にテレビを見ながら寛いでいると、
不意に彼が話しかけてきました。
その内容は、今後の私達の生活についてで、育児に関する相談だったようです。
私は彼の言葉に耳を傾け、時折相槌を打ちながら真剣に考えました。
「それでさ、これからどうする?」
彼は私に尋ねてきます。
もちろん答えは決まっていましたので即答しました。
私は迷わずに答えます。
「これからも、この子を大事に育てよう」
私はそう言うと彼の手を取り、指を絡めるように握ってみました。
すると彼もそれに応えてくれるように握り返してくれるのです。
それが嬉しくてつい笑みをこぼしてしまいましたが、
それを見た彼も笑ってくれたので余計に幸せな気分になりました。
そうしてしばらくの間見つめ合っているうちに、どちらからともなく唇を重ね合わせたのでした。
翌朝、目覚めると真っ先に視界に飛び込んできたのは彼の顔であり、
私を優しく包み込むようにして眠っておりました。
その表情はとても穏やかで、見ていて安心できます。
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