第7話 愛される私
「どうしたの?」
と尋ねると、彼はこう答えました。
「折角だし、外で食べようぜ」
確かにそれも良いかもしれませんね、と思い了承しました。
近くの公園で食べることにして移動します。
幸いにもベンチがあったので、そこに座って食べることにしました。
早速食べ始めるのですが、拓哉が何か言いたげな表情をしていたので尋ねてみました。
そうすると、彼は恥ずかしそうにしながらこう言いました。
「なあ、朋絵、食べさせてくれないかな?」
と言われたので驚きましたが、断る理由もなかったので承諾することにしました。
まずはハンバーガーから食べてもらう事にしましょう。
大きく口を開けて待っている彼にゆっくりと近づけていきますが、途中で止まってしまいます。
というのも恥ずかしいからです。
そんな私の心情を知ってか知らずか、拓哉は催促するように口を開けたままです。
もう覚悟を決めるしかありませんね……意を決して彼の口に運ぶとパクッと一口で食べられてしまいました。
(うぅ~)
顔が真っ赤になっているのが自分でもわかります。
その後も何度か繰り返しているとさすがに恥ずかしくなってきたので、
「もう、自分で食べてよ」
と言ってしまいました。
しかし拓哉は、
「嫌なら仕方ないな」
と言いつつ私の指ごと口に含んでしまい、舌で舐め回してくるのでたまりません。
結局、私が折れて全て食べさせてあげる事になりました。
その後、私達はホテルに戻り休憩する事にしました。
シャワーを浴びた後、ベッドの上で横になっていると、
拓哉が私の上に覆い被さってきました。
そのままキスをしてきます。
最初は、軽いものだったのですが徐々に激しくなっていきます。
舌を絡ませたり歯茎を舐めたりと様々な方法で攻めてきました。
私は、されるがままの状態です。
しばらくして唇が離れる頃にはすっかり蕩けてしまい、抵抗する気力もなくなっていました。
その後も何度も繰り返しましたが、さすがに体力の限界が来たようで倒れ込むようにして眠ってしまいました。
目が覚めると既に夕方になっており、慌てて起き上がると隣には素肌のまま眠っている彼がいましたので
起こさないように服を着ると部屋を後にします。
それからホテルのレストランで夕食を済ませてから部屋に戻ると、
「お帰り、朋絵、どこ行ってたんだ?」
と聞かれたので、
「ちょっと散歩に行ってただけだよ」
そう答えると彼は少し不満そうな顔をしていましたが、それ以上追及してくることはありませんでした。
その後は二人で一緒にお風呂に入った後、ベッドに入ります。
「キスしてもいいか?」
「うん、いいよ」
そう言って唇を重ね合わせました。
最初は軽く触れるだけの軽いものでしたが、次第に深いものへと変わっていきました。
お互いの舌を絡め合いながら唾液を交換し合います。
息継ぎの為に一度離れると銀糸が伸びていましたが、すぐに切れてしまいました。
それでもまだ物足りなくて再度口付けを交わし続けます。
息継ぎの為に一度離れると銀糸が伸びて、切れたと思ったらまたすぐ繋がるといった事を繰り返していました。
その度に幸せを感じています。
そして最後に濃厚なキスをしてくれましたので嬉しくなりましたし、とても幸せな気分になりました。
その後はお互いに抱きしめ合いながら眠りにつきました。
翌朝目が覚めると隣には素肌の拓哉の姿がありましたので驚きましたが、同時に安心感を覚えました。
彼の胸に顔を埋めるようにして抱き着くと優しく頭を撫でられたので思わず笑みを浮かべてしまいました。
その後、暫くの間そうしていると彼が声をかけてきましたので名残惜しかったですが離れざるを得ませんでした。
朝食を食べ終えた後は、チェックアウトの時間までゆっくり過ごしました。
「朋絵、そろそろ家に帰るか」
「そうだね、帰ろうか」
そう言ってホテルを出ると、駅まで歩いて向かいました。
電車に揺られている間もずっと手を繋いでいましたが、
周囲からの視線は特に気になりませんでした。
むしろ、見られている事が心地よく感じる程です。
駅に着くと改札を出て家に向かって歩き出します。
途中、公園に立ち寄ってベンチに座ると拓哉が話しかけてきました。
「なあ、朋絵、キスしてもいいか?」
そう聞かれたので一瞬驚きましたがすぐに了承しました。
すると彼は優しくキスをしてくれます。
最初は軽く触れるだけの軽いものでしたが、次第に深いものへと変わっていきました。
お互いの舌を絡め合いながら唾液を交換し合います。
息継ぎの為に一度離れると銀糸が伸びていましたが、すぐに切れてしまいました。
それでもまだ物足りなくて再度口付けを交わし続けます。
息継ぎの為に一度離れると銀糸が伸びて、切れたと思ったらまたすぐ繋がるといった事を繰り返していました。
「朋絵、愛してるよ」
拓哉はそう言って再びキスをしてくれます。
私もそれに応えるように彼の首に腕を回して抱きつきました。
それからしばらくの間、お互いの存在を確かめ合うように何度もキスを交わし続けました。
帰宅してからも、お互いに求め合い続けていましたが、流石に体力の限界が来たようで途中で寝てしまいました。
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