第14話嫁になる人との出会い 6

修羅場

スナックの営業が終わると、自分・リエちゃん・嫁になる人の3人でそれから呑みに行ったりカラオケに行くのがいつからか日課になっていった


ある時、誰が1番お酒が強いかとなり、順番でテキーラの回し飲み

リエちゃんがこの中では1番弱い

でも言い出したので後に引けなかったんだと思う

止めてもまだ大丈夫、呑めるの一点張り


結局潰れました

なかなか起きない


そのお店からリエちゃんの一人暮らしの家まで20分おんぶして歩きました

その時は、嫁になる人が朝早く仕事のため、2人きりだった

「この状況で手を出したら、最低な男だからね!」

って言って帰っていった


少し歩いて名前呼んだら起きてました

降りてもらおうかと思ったが、降りる気がないみたいなのでそのまま家に


途中からパンツ見えちゃうからと騒がれて、何故かお姫様抱っこして家に着いた


玄関に着いて上がる事なく帰ろうとすると

「約束守るんだ」

って言われた

別にそんな事ないよと伝えると、ちょっと上がればとなりお邪魔する事に


整理整頓されて、綺麗な部屋だった


話をしただけで帰った



翌週スナックに行くとなんだか嫁になる人が冷たい


聞くと、約束破った最低な男とは話しないと言われた

リエちゃんから上がって帰ったと聞いて約束破ったんだと思ったらしい

リエちゃんも本当の事言わないもんだからその時は修羅場というか、嫌な雰囲気だった

お店が閉店して、3人でまた呑みに行く事に


この時、仲直りするためなぜか寝ずに3人でそのままサマーランドに行った

何故かリエちゃんの家に寄り、海パンと水着を用意して、いつもの元嫁の運転で向かった

なんで海パンまであるか不思議だった

2人とも同じ体型なのか水着は大丈夫だった

ってか、2人ともビキニで目のやり場に困った

まだワンピースが全盛期の時代である


先週の事が何もなかったように遊んだ


わだかまりがなくなり良かった


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