カメレオンレオ
橘知親
カメレオンレオ
カメレオンのレオは
どんな
レオは
朝ごはんには、やぶのヤーブの
そのあとは、ゆっくり
レオは水の上にうかぶ色々な
そして、ガニたちと
お昼ご飯を食べた後は、ハンモックがわりになるふきのフーキの上でお
レオはフーキにとってはけっこう
レオは
さっぱりした
ダイキは、森の中でも一番大きい木で
ここで、レオはたらふくごちそうを食べてから、ダイキの
レオは
でもある日、
「
レオは土の色になって
「
レオは、
すると、エルは、
「うるせえな、ケンカ
と、
そして、エルの仲間たちが、
「お
「カエルが
「お前は、カメレオンだから、いつでも変身して、
やつぎばやに、色々とおこられたレオは、しょんぼりして、近くの木の下で
エルは、カエルたちに言われたことを思い出しながら、自分に本当の仲間がいないことに気づいた。
「たしかに僕は、木の色にだって、やぶの色にだって、カニの色にだって、ふきの色にだって、土の色にだってなれる。しかも、仲良くなれる。でも、僕は木じゃないし、やぶの植物じゃないし、沢ガニじゃないし、ふきでもない。ガニたちとは、ご
「まわりにばかり合わせていて、友達がたくさんいると思っていたけれど、
レオは
そして、レオは本当の自分の色になってみようと、初めて自分の色になってみた。石というよりは
「自分らしく森の中を生きて、本当の仲間を
レオは初めて変身をしないで、自分の色で、歩き
カメレオンレオ 橘知親 @T-Tachibana
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます