ヤンデレ男の娘の取り扱い方 -小説版-
下妻 憂
概要・キャラクター紹介
本作は、フリーゲーム「ヤンデレ男の娘の取り扱い方シリーズ」の小説版です。
リリースされた下記の一連の作品を文章化・再編集しています。
「ヤンデレ男の娘の取り扱い方」(PC版)
https://www.freem.ne.jp/win/game/3781
「ヤンデレ男の娘の取り扱い方 リメイク」(スマホ版)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sahuizumu.yandereotokonokonotoriatsukaikata&hl=ja
「ヤンデレ男の娘の取り扱い方2~デタラメブッキングデート~」(PC版)
https://www.freem.ne.jp/win/game/4313
「ヤンデレ男の娘の取り扱い方2~デタラメブッキングデート~ リメイク」(PC版)
https://www.freem.ne.jp/win/game/20009
「ヤンデレ男の娘の取り扱い方2~デタラメブッキングデート~ リメイク」(スマホ版)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sahuizumu.YONT2&hl=ja
「ヤンデレ男の娘の取り扱い方3~ザ・ラストデート~」(PC版)
https://www.freem.ne.jp/win/game/6235
「ヤンデレ男の娘の取り扱い方アナザールート~ハッピーウエンディング~」(PC版)
https://www.freem.ne.jp/win/game/9549
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【キャラクター紹介】※物語の進行に合わせて更新されます。
「夕暮 秋貴(ゆうぐれ あきたか)」
主人公。
仮心市立第三中学校に通う中学二年生。
趣味は電子ゲーム集め。
「朝顔 結城(あさがお ゆうき)」
ヒロイン。
秋貴の隣近所に住む幼馴染。
男性でありながら少女のように愛くるしい容姿で女装を好む。
秋貴とは家族ぐるみの付き合いで、不在がちな両親に代わって家事全般をこなし得意とする。
秋貴に想いを寄せ、一度は恋愛関係を確立するも関係は一旦白紙へ戻っている。
「鬼瓦 三郎(おにがわら さぶろう)」
ヤンデレ男の娘の取り扱い方2から登場したヒロインその2。
小柄な少女のような外見をしているが、4年ほど前まで仮心市で暴れていた凶悪な不良児童。
その狂暴性と危険性は不良という枠組みを超え、不気味なほどの危険人物として扱われている。
秋貴に想いを寄せている様子。
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【用語紹介】※物語の進行に合わせて更新されます。
「普遍の世界」
秋貴が白昼夢などで度々目にするおぞましい世界。
紅い大地と黒い空がどこまでも続いている。
空気はタールのように重く呼吸もできず、恐怖と焦燥感が沸き上がる。
頭のない人間が歩き、その後ろを食人の肉塊が付いて回るなど、様々な常軌を逸した怪物が存在している。
建物などは現実世界を踏襲している箇所もある。
「赤黒の霧」
秋貴が何度か目撃した、結城の内側から噴き出す赤と黒の霧。
現実世界を侵食しているようにも見える。
「紅い獣」
普遍の世界に存在する、巨大な紅い獣。
体高2メートル超え、全長は4メートル程度。
全身の毛皮からヌラヌラと赤い液体が滴っている。
前足が3本、後ろ足が5本。
死人のように濁った目が5つ、デタラメな場所に付いている。
巨大な口と太い牙を持ち、イヌ科とネコ科のようでもあり似てもいない。
「黒い鬼」
普遍の世界に存在する、真っ黒な巨体の鬼。
体高は4メートル超え筋骨隆々。
黒い空より黒い全身は視認性が悪く、鬼と判断できるのは頭の角のみ。
白昼夢中で秋貴を捕食しようとした紅い獣に殴りかかり、格闘戦を行った。
「クビナシくん」
普遍の世界に存在する、首のないクマのぬいるぐみ。
全身ツギハギだらけで血が付いている。
言動は軽薄で理解し難いが、意思疎通の難しい怪物だらけの同世界の中では比較的会話が成り立つ。
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