7日目 ~おわるせかい~③
それから俺たちが過ごしたのは、ダイアモンドとかルビーとかサファイアをゴリゴリとすりつぶして、その粉を一分一秒にまで散りばめたかのような、まさにキラキラとした時間だった。
ついに完成した花畑を前に、俺たちはマンハッタン次郎さんから貰った摩天楼バーガーと、ミズミカミさまが個人的に大量購入してきたチューチューアイスで、盛大なお疲れ様パーティーを開いた。
お腹がいっぱいになったところで、水浴びアンド水遊びに突入。
ルゥも水浴びするぅ~、とダイブしてきたルゥちゃんによって大波が発生し、子供たちと衣留の水着が流されるというハプニングを挟みつつも、俺たちは楽しみまくった。
この宝石のような時間が永遠に続けばいいのにと、そんなことを心の隅っこで思いながら。
しかし開けない夜が無いように、沈まない太陽もまた無い。
胸の中の時計はチクタクと動き続ける。
青空はいつしか茜色に変わり、それもやがて、深い紫色のカーテンに覆い尽くされてしまう。
そして――
……――
……
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