第三回自主企画(19.11.21より)
「何の足しにもならない」
例えばですね。
隣の席の子。
いつも電車で一緒になるあの子。
別段、目を引くような奇抜なスタイルをしているわけじゃない。
でも自室では裸族!
お〜い!!
裸族なんだ。
しかも家族と住んでいる……
凄くない?
例えば、実の姉が裸族。
どうよ。
そして、添い寝は犬。
夜中に目が覚めて
「あ、お姉ちゃん、トイレやな」
姉がトイレから帰ってくるのを伺っていました。
暗がりから姉がヒョコヒョコ歩いてきました。
はい!
裸!
翌朝からの葛藤よ。
冬場はどうするんですかね。
全館暖房?
好奇心は尽きません。
そして、裸族の悩みを知った私は、昨日よりもちょっと視野が広いぞ。
いや
裸族の話ばかりではありません。
ミステリーやホラー系、あるいはローファンタジーなど、現実に足を置きながら物語を作られている方だからか、客観的な視点と落ち着いた文体に安心感を感じます。
それと内容のギャップが萌え要素。
意外な発見の楽しいエッセイです。
「何の足しにもならない」
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