第22話居場所を探して

施設選びを間違えると居場所が落ち着かず精神的に不安定になり、

認知症が悪化する事がある。


特別養護老人ホーム、グループホームは人生最後まで居られる事になっているが、(条件により)


ショートステイや小規模多機能はずーと居られる設定になっていないのに誤解させたり、説明不足により、高齢者たちを不安にする。


リハビリをしっかりやってお家に戻ってもらおう!なんて前提になっていないのでどんどん歩けなくなる、自分で出来なくなる、

そんな施設にいたら、なのにずーと居られる所ではありませんなんて言われたら、


お家に帰れば子供達に迷惑かける、しかも歓迎されていないのは感じている、自分はただのお荷物でしかない、

施設でもいつか追い出されるのでは?と不安に。


居場所を失う恐怖は安心感を奪い身体にも痛みや現実逃避を誘発する。(早く死にたい)


そうなると幼い子供が親に見捨てられるのではと不安になり、

その場所、その時の相手によって言うことを使い分け、

言っている事に矛盾が生じ、ウソをついているとか、誤解されるのと同じ現象が起きる。


本人にとっては必死の戦略なのだけども。しかも無意識でやっているのかもしれない。


現実にそういう状況の方は沢山居るのだ。





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歳を取ること @mikutatou

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