第20話親子のわかりあえない!
娘も息子も家を出て、夫婦二人になり、そして妻が先に亡くなり、
年老いた男一人暮らしが始まり、寂しさで誰かと話したい、
ご飯の用意が面倒になり、なんとかしてくれと娘に助けを求めてみたものの、
娘はそんなに来れるほど近くには住んで居らず、少し物忘れが酷くなり、家の中が散らかり、火の始末が心配になり、気を利かして
冷凍食品を買い込み、実家の冷凍庫に入れたのに、
俺はそういうのは嫌いなのだと手を付けず、期限切れ、宅配弁当も嫌だと、仕方ないので近所の施設に頼んで短期間だけ泊まりに行くことに、それも拒否!
もう長くない人生を俺の好きにさせてくれ!と
自分で何でも出来るから、と!
お互いに相手の事を思うのにボタンのかけ違いで上手く行かない。
少しの相手の立場になる寄り添う心があれば温かい愛が通い合えるのに!
自分の思いをただぶつけ合っているだけだから。
そのままわかり合えないまま人生を終える。
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