この世界の遊び方
ここからはこのワールドセッティングを使用した遊び方を説明します。
●ルールブックの記述変更
ルール上の名称定義が厳密なものに関しては、基本ルールブックの記述を以下のように読み替えてください。
ステラナイト → ペア
ステラバトル → 魔女の戦い
ブリンガー → 魔女
シース → 仕立て師
エクリプス → 堕落者
エンブレイズ → 破壊者
スキル 騎士のたしなみ → スキル 魔女のたしなみ
●基本ルールとの違いなど
こちらでは、ゲームの進め方やルールの違いを説明していきます。
1.キャラクター作成について
●魔女の作り方
基本的に学園都市と同様に作成します。ただし、以下の点が変更されます
▼性別
性別は必ず女性です。男性はなることができません。
▼スキルについて
魔女作成時に「魔女のたしなみ」と「5つ」のスキルを所持できる他に、任意のスキルを「1つ」予備として所有できます。もちろんこの予備スキルも、花章に合ったものでなくてはいけません。
▼その他
所属はアルストロメリア学園一学年・二学年・三学年のいずれかより選択してください。
●仕立て師の作り方
基本的に学園都市のシース同様に作成します。性別の制限もありません。
所属については魔女の作り方を参照してください。魔女と仕立て師は必ず同じ所属となります。
2.セッションの進め方
このワールドではプロローグの告知から最終章の戦闘までは一ヶ月ほどあります。
プロローグは、この世界では女神による詩の朗読はありません。
かわりに、砂時計に絡みつくように咲く花のイメージと、そこから声が聞こえてくる夢を、魔女や仕立て師たちはみることが出来ます。
砂時計から聞こえてくる声の例は以下です
(VS破壊者)
「私が望んだのは、愛する人と愛する世界。
そのためなら……。
(参加者の花章を読み上げる)の魔女よ、仕立て師よ。
どうか、戦って……」
(VS堕落者)
「真実にたどり着いたのね、(エネミーの花章を読み上げる)の魔女と仕立て師。
あなた方のことは、(参加者の花章を読み上げる)の魔女と仕立て師におまかせするよりありません……」
一章
通常と同じように行います
間奏
こちらはかならず入ります。
間奏においては、監督は通常の描写のほかに、花章を明かす、スキルをひとつ明かす、などの戦闘についてのちいさなヒントを与えてください。
間奏で描写されることは、魔女や仕立て師には夢――予知夢の一種です。
それを読み解くことも試験の一種であると、彼らは教員より聞かされています。
合奏:魔女のお茶会
魔女たちが集まってのお茶会となります。
間奏の解釈を話し合うも、試験について話すも、お互いについてのろけるも、学園生活について雑談するも自由です。なお、この時堕落者は参加しません!
合奏:仕立て師のお茶会
仕立て師たちが集まってのお茶会となります。こちらも堕落者は参加しません!
お互いの魔女について情報交換をし、間奏で得られたヒントについて語り合い、どんなドレスを仕立てる――スキル構成をどうするかを、ここで考えることが出来ます(が、決定はまだです!)。
二章
通常と同じように行います。
幕間
プレイヤーは相談ののち、スキル構成を決定して監督に申請してください。
そして、
なお、堕落者はスキル構成の変更はできません。
最終章
基本的には通常のルール通りに戦闘を行います。
戦闘前に、砂時計が以下のような詩を紡ぎます。
(VS破壊者)
「恋をもって願いを示せ
そして想いをもって敵を討て
――いざ開け、輝きと暗闇の舞踏会」
(VS堕落者)
「やってきましたね。真実に囚われた魔女と仕立て師。
そしてよく来てきくれました。守り手たる魔女と仕立て師。
想いを持って示してください。この世界はまだ――耐えることができるのです。
――さぁ開け、祈りと願いの舞踏会」
仕立て師はシースと異なり、
他には、試験の監督役という名目の教員たちも見守っていますが、基本的に戦いに手を出すことはしません。
カーテンコール
魔女と仕立て師は通常通りのカーテンコールを行います。
堕落者はすべての記憶を失い、学園から除籍処分されます。――しかし、彼らの絆が失われることはないのでしょう。
セッション終了後
こちらも通常のルール通りです。
ここで追加のスキルを「1つ」予備枠として獲得できるのも通常と同じです。
3.歪みについて
通常と同様に、歪みを上昇させることができます。
しかし、これが蓄積していくと世界の真実が『見』えてきてしまいます。
3点まで蓄積されることで、世界の真実――繰り返す滅び――を知ってしまった『堕落者』となります。
まれに、歪みが蓄積しても真実に耐え『堕落者』となるものを免れる者もいますが、その場合でもアルストロメリア学園により記憶を消去され、除籍処分となります。
4.勲章について
通常と同様に、勝利した魔女と仕立て師はその戦功に応じて『勲章』をもらうことができます。
勲章の名前の『~の騎士』は『~のペア』と読みかえてください。
願いの階梯は通常ルールと同じですが、階梯6より上の願いが叶った例は観測されていません。
5.ブーケについて
通常ルールと同様です。
6.オプションルールについて
ゼロセヴン、ロングレンジの導入を推奨します。
ゼロセヴン使用時には、ぜひPLは仕立て師として声をかけるRPをしてください。
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