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ツグミへの応援コメント
はじめまして、姫乃只紫と申します。
唐突ですが、こういったストーリーの一人称視点における"結局主人公の見聞きできる世界しか、主人公は知りようがない感"って良いですよね。
主人公の知っていることしか書けないという視点の"縛り"が、物語全体の名状しがたい──もの寂しげな雰囲気に拍車をかけた、非常に私好みの作品でした。
タグに「真相は闇の中」とありますが、何を抱えていたがゆえにツグミがそこに至ったのかが闇の中──というだけではなく、結局主人公の"あの発言"は引き金足り得たのかが不明瞭なまま終わっているのも良いなぁと思いました。
「つきあってみないか──なんていってしまった」ことが彼女を追い詰めたのではないかと独り自責の念に駆られるあたりなんて、最高にティーンエイジャーの悲恋ですよね。
特別悲しい結末の恋が好き──という手合いではないのですが、中高生のやりきれない歯がゆさみたいなものは好きなタチでして、そういった意味でも良い作品に出会わせていただきました。
長々と怪文失礼致しました。
作者からの返信
はじめまして。コメントありがとうございますm(_ _)m
わからない。というのは、場合によってはほんとうに苦しいことなんですよね。主人公はこの先もずっとわからないままだし、解決もしない。生きていくためには、それを背負っていけるくらい強くなるほかない。
最初はここまで救いのない話にするつもりはなかったんですが……なんでこうなったんでしょう(;^_^A
お読みくださって、☆にとても丁寧なコメントまでありがとうございました。とても嬉しかったです(*^^*)
ツグミへの応援コメント
企画にご参加いただきありがとうございます(´ . .̫ . `)
主人公視点で描かれる、視覚や聴覚の表現が美しく、ツグミちゃんに対する気持ちも若く切なくて、読んだ後に余韻に浸ってしまいました
悲しいラストではありますが、彼女の事をよく知らない、なのに好きだと確信するところがまさに「ボーイミーツガール」ですね
このような作品を求めて企画を立てたので、素敵なお話が読めてとても嬉しいです
これからも応援しています!
作者からの返信
コメントありがとうございますm(_ _)m
ちょっと重いテーマなので、企画的にどうかなと思っていたんですが、そう言っていただけてよかったです。こちらこそ、読んでくださってありがとうございました(#^^#)
ツグミへの応援コメント
いろいろ考えさせられる深いお話ですね、これはすごい。あえて余地を残しているからでしょうか、受け手の数だけ捉え方の違う結末があるのではないか、と思います。
どうしてツグミは飛んでしまったのか。真相はツグミにしかわかりませんが、残された方は何かを納得して受け入れるしかありませんよね。あぁ、切ないけれど美しい……!
私の貧しい語彙力では伝えきれませんが、とても深みのあるお話でした。こういうお話も、大好きです!
作者からの返信
おぉぉ、ありがとうございますありがとうございますヽ(゚ω゚*ヽ)(ノ*゚ω゚)ノ
個人的に、こういう話には、ハッピーにしろバッドにしろ『結論』を出してしまうことにどうしても違和感をおぼえてしまうので。そこを汲んでくださって嬉しいです。
素敵なレビューまでいただきまして。ほんとうにありがとうございます。゚(゚ノ∀`゚)゚。
ツグミへの応援コメント
悲しいお話なのに、清廉とも思える魅力的な物語で引き込まれました。
『口を噤んで鳴くから、ツグミ』
子供の頃、父がそんな事を言っていた気がします。
つぐみさんも口を噤んで泣いていたのかもしれませんね。
作者からの返信
もったいないお言葉ありがとうございます(*n´ω`n*)
口を噤んで鳴くからツグミ。そういう説もあるんですね。まさに、この話のツグミにぴったりで驚きました。
わたしは、繁殖期以外さえずらない=つぐむ、という説が記憶にあって。どうにか今回のお題につかえないかなぁーと、スタートしたんですが。ツグミの名前にふれてくださって嬉しかったです。ありがとうございます(o^^o)
ツグミへの応援コメント
好きだったのに、抱えていたものに気づけなかった後悔。もしあの時察することができていれば、何か力になれたかもしれないのに。分かったのが、全て終わってしまった後と言うのが切ないです( ω-、)
ツグミのように大きな物を抱えている人って、結構当たり前にいるのかもしれませんね。ただ周りが、それに気づいてあげられないだけで。
ツグミのことが好きだった彼の心中を思うと悲しい気持ちになりますけど、深くて心に刺さる物語でした。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。最初はもう少し希望のあるラストにするつもりだったんですが、書いているうちにどんどん遠ざかってしまって。彼には申しわけない展開になってしまいました(。´Д⊂)
ほんとうにそう思います。ツグミみたいな子はけっして特別な例ではなくて、すぐそばに暮らしてる。わたしも『知っている』人間として、書けることがあるのかもしれないと、最近思います(´・ω・ `)
ツグミへの応援コメント
『愁いを知らぬ鳥のうた』……昨年、拝読しまして☆を置いたつもりが置き忘れていたようで、たいへん失礼しましたm(__)m
今回の『願いをさえずる鳥のうた』で救われる前のお話ですね。
一人称で書かれていた『愁い』の「真相は闇の中」。
「闇の中」へ真相と余韻を残しておく物語も素敵です。
女の子の名前と鳥の名前をかけておられるところも好きです。
無邪気に歌っていると確かに「愁い」を知らない少女に見えますね。
だけど「愁い」を忘れるために歌っていた。忘れたい何かがあった。
よく「幸せそうだね」と言われたり言ったりしますが、それは何気に傷付ける言葉になりかねませんね。気を付けたいところです。
作者からの返信
わあ、ご丁寧に、再読と☆をありがとうございます!‹‹\(*´ω`*)/››
鳥が愁いを知らないなんて誰が決めた……! と、おかしな反骨精神(?)を発揮して書いたお話でした。
よく、子どもに『いいよね、子どもは悩みがなくて』というのも見聞きしますが、あれも違和感がすごいです。
自分がつらいときや苦しいときは特に、まわりがみんな幸せそうに見えたりしますしね。わたしも気をつけたいです(´ー`*)