第26話 いよいよ一ヶ月検診!(母親編)

 さて、前回に引き続き、今回も一ヶ月検診のお話です。


 私の受けた一ヶ月検診は、二日間に渡って行われました。


 一日は子どもの検診で、そして二日目は母親の検診です。


 実は私は、この親の検診を何よりも楽しみにしていました。


 なぜかというと「一ヶ月検診が終わるまで湯船に入ってはいけない」とお医者さんに言われていたからです。


 なので一月に子供が産まれてから一ヶ月検診のある二月半ばまで、湯船には入らずにシャワーのみで済ませていました。


 とはいえ冬の一番寒い時期なので、風邪をひかないように、頭を洗うのを三日に一度くらいにしたり、シャワーの時も足だけ湯船につかる日々。


 時にはマイナス10℃近くまで下がった日もあったので、そういう日はタオルで体を拭くだけですませたりもしていました。


 個人的には、夜中の授乳とかより寒いのにお風呂に入れないほうが辛かったですね……。


 そして待ちに待った母親の検診の結果、無事お風呂に入れることとなりました。


 それから出産後の糖尿病の再検査でも無事正常値に戻っていました。


 という訳で無事に検査の終わった私ですが、実はこの検査の際、インフルエンザが流行っていたので子供は病院に連れてきてはダメだと言われていました。


 ただその日は両親も旦那も休みを取れなかったので、仕方なくおばさん(お母さんの妹)に来てもらい子供の面倒を見てもらうことに。


 慣れない人に預けちゃって大丈夫かな。人見知りして泣いてないかな!?


 そんな風に思いながら、十二時半ころに家に帰ると、赤ちゃんはスヤスヤと眠っていました。


 いい子にしていたかな~と思い、午前中で仕事を終えて帰ってきた母親に聞くと、おばさんに預けていた11時くらいまではいい子で大人しくしていたそうです。


 しかし母が帰ってきた瞬間、赤ちゃんはギャン泣きして大量のうんちをしたのだそう笑


 母いわく、あんまり知らない人と二人っきりでずっとお留守番して緊張しちゃったかな~とこのこと。


 そんなこともあるんですね。


 そんな訳で、私の一ヶ月検診は無事に終わったのでした。




 と、この話を実家からアパートに戻り、同じ時期に出産になった友達にしていると、友達から衝撃発言が。


「えーっ、一ヶ月検診までお風呂に入っちゃダメ? 私は出産から三週間経ったらお風呂に入っていいって言われたよ~!」



 ええ!?



 は~!? 三週間でいいのなら二月の一番寒い時期は避けれたし、マイナス10℃の日は湯船に浸かれたのに~!


 どうやら出産した病院によってお風呂事情が異なる模様なのです。


 なんか損した気分!


 ……とまあ、そんな訳で、私はようやく湯船に入ることができたのでした。

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