気づいたら聖女様の胃袋とハートを鷲掴みにしてました

倉敷紺

第1章(十万字前後)あらすじ(ファミ通文庫大賞用)

理が好きな高校二年生佐久間翔(さくましょう)の住むボロアパートの隣には、学校にて聖女様と呼ばれている学校一の美少女「九条すみか」がいる。

一年間お互いが隣に住んでいることすら知らなかったほど関わりのなかった二人だが、鍵を忘れて扉の前でお腹をぐーぐー鳴らしながらうずくまっているすみかの姿を見た翔がすみかにご飯を作る。

その後何度か一緒にご飯を食べ、そして学校でもすみかと偶然と鉢合わせ、翔と一緒にご飯を食べているうちにすみかは翔に対して好意を抱き、これからも一緒にご飯を食べたいというほどの仲に進展する。

一方翔と幼馴染である女子サッカー部所属の橘のどかは翔に好意を伝えることがなかなかできず、強豪相手に勝って翔にあるお願いを聞いてもらおうとする。

しかし結果は惨敗で、雨の中失踪してしまうが翔が見つけ出し悔しさを吐き出したことでその場はなんとか収まった。

だがまさかのすみかが隣に住んでいることがばれてしまい、のどかはすみかの部屋のシャワーを借りる。その時にお互い翔のことが好きであることを確認し、健闘を称えあう。

それから数週間、翔は誕生日にヒロイン二人から素敵なプレゼントをもらった。そしてこれからの夏休み、すみかを翔の実家に招待することが決まりワクワクしながら夏を迎える。

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