セラミックを噛み砕く女は漢字が読めない。

腰の方はおかげさまで、さらにだいぶよくなりました。

このままなんとかやり過ごせますように。


仕事の方も落ち着いてきたので、そろそろ平穏な日々を享受したいと思っていたら、一難去ってまた一難。


セラミックの歯がわずか半年で真っ二つに割れました。。。


なんとこれ、2回目でありまして、前回は「何年も持つものなのに、半年で割れるなんてあり得ない。申し訳ないので無料で直させていただきます」と歯科医に言われたのでした。


それがまた半年で。。。


今日、歯医者さんに行ったら、「んー。があるんでしょうね……」と。

つまり、何年も持つはずのセラミックをも無惨にひび割れ砕けさせる特別な何かを私が持っている、と。


いくらままならないことの多い毎日とは言え、そんなに歯嚙みして悔しがってるわけでもないし、どんなに腹が立ってもギリギリと歯を摺り合わせてるわけでもないし、このところなども高価になってしまってよう食べとらんし、岩をバリバリ食ってるわけでもない——となれば、やっぱりアレしかないか?


夫のM夫くん曰く、

「歯医者さんの想定を上回る激しい歯ぎしりのせいだよ、きっと」


そうか、やっぱり。

今、そこんとこを知る人はM夫くんしかいない(本人はグースカ寝てるので)。

たぶん、間違いないでしょう。


申し訳ないからお金払いますと言ったのだけど、歯医者の先生は「いえ、もらうわけにいきません」と言い張る。でも、そうやって直してもらっても、きっとまた半年後にバキッとなるに違いない。どうしたもんか。。。


歯ぎしりは「絶対にしない!」と自分に言い聞かせるしか直す方法がないって、誰かが真面目に言っていた。でも、言い聞かせても直る気がしない。

一番不幸なのは、こんな患者を掴まされた歯医者さんなのでした。。。



と、そんなこんなあって歯医者から帰ってきたら、いつもお勉強させてもらっている永谷くんの俳句教室(?)「雑詠集」のコメントにお返事が届きまして。。。

わたくし、いつもに輪をかけてこっ恥ずかしい思いをいたしました。


いや、これまでの人生でも時々そのことで自分にビックリしてきたのだけど、私けっこう漢字知りません!!


本とか読んでてわからない漢字が出てきても、意味が取れれば正しく読めなくても……と適当に流してしまって、ずっと間違った読みで覚えてる漢字がいくつもあるのは昔からなのだけど、たまに不思議にすら思うのは、いったいどうして私だけ一度もその言葉を見たことも聞いたこともないまま生きてこられたのか? っていうようなケースもあったりするのです。

それが、みんなが普通に知ってる言葉だったりすると、私をその言葉に触れさせないように誰かが巧妙に仕組んでたんじゃないか!? って思わざるを得ないみたいな。

(たとえば、「進捗」という言葉は社会に出て10年くらいで初めて知った)


それで、M夫くんにも時々ビックリされたり、呆れられたりしてます。

よくそんなんで、文章書く仕事して来たねって話だけど、そりゃそうだ、読む仕事じゃなくて書く仕事だから、知ってる言葉だけでやれるからね。それに、書く時には曖昧な漢字は調べればいいし、今どきはパソコンが勝手に字を出してくれるわけだし。

あと、言い訳すると、広告文ではなるべく一般的じゃない難しい漢字を使わないで書くことになっていて(新聞記事の基準に準じる)、それに慣れてるので、カクヨムでもどこでもそのスタイルで書いてます(漢字少なめ)。


今回の俳句のケースは、言葉自体はよく知ってる普通の言葉だけど、それが漢字で書かれてるのを一度も見たことがなかったってことになるんだけど、もしかすると、適当に流してきた中に一回くらいあったのだろうか。。。


とにかく、読めない時に、つどちゃんと調べておけば、そういう恥をかく機会も減るよね。


というわけで、私は今ガックリと項垂うなだれて、自分のダメっぷりを反省してるとこです。。。

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