妄想グセと漁業の(真面目な)話。
昨日、いや、もう一昨日になりますかねぇ…(遠い目)
私の別のエッセイで、いつもやさしい皆さんに答えていただいているヤツがあるんですけど、そこでまた、ちょっと考えたことがありまして。。。
なってみたい作家は誰ですか?
っていう質問をしたんです。
好きな作家ではなくて、あえて「なってみたい」としたのは——
大ヒット作を連発してサイン会でも長蛇の列ができて…みたいな体験をしてみたいとか、編集さんと海外取材に行っておしゃれな小説を書くとかどんな気分だろうとか、本屋で自分の作品がふた山くらい平積みされてるのを見るのってコーフンするもんかなぁとか、有名作家と友だちみたいにして文学論を語り合えるのっていいなぁ、などなど。。。
私は好きな作家というのとは全然別に、けっこうそういう妄想するのです。
(無い物ねだりグセと言ってもいいんだけど。。。笑)
なので、カクヨムで訊くのだからということで、なってみたい作家という縛りで問いかけてみたのですが、妄想する方は思ったより少なかったです。
いや、突然訊かれても、パッと思い浮かばないですよね〜〜確かにわかります。
と言いながら、ひょっとして、そういう妄想をする方がおかしいのかな?? という考えも浮かんでしまったり。
でも、女子たるもの、恋愛とかではすごく妄想しますよね!? ね!?
私なぞ、外で見知らぬ男女の様子を見て、「あれはね、今、こういうこと話してるんだよ」と勝手に会話を組み立ててみせて、夫のM夫くんに「その妄想力について行けない……」って呆れられたりしてますけど、そういうことだって、ありますよね!? ね!?
そうか、皆さんの妄想を炸裂させてもらうには、設問が堅苦しかったのか。。。
と反省していた今日このごろですが——。
この話をしたかどうか、例によって忘却してますが、
夫のM夫くんと私は星座も同じというくらい誕生日が近くて、今年も二人の誕生祝いということで、先月、回らないお寿司屋へ行ったのです。
その時の詳しいことは、夫を好き過ぎる妻の会参加エッセイの方に書こうと思って、例によってまだ書いてないのだけど、そこの店主に聞いた話がけっこう衝撃だったので、ここに書いておこうと思います。
知ってる方は知ってると思います。私も、多少そういうことはあるんだろうな、くらいの認識はあったのだけど。。。
その店主、もちろんお寿司屋さんなので魚を仕入れたりするわけで、漁師さんから直接だったり、卸(?)業者から買ったりする中で聞く業界の話や、飲食店の仲間から聞いた話をしてくれたのだけど、水産物関係の獲る人、流通させる人、売る人、提供する人の廃業する数が半端ないらしいです(田舎へ行くと、少子化の影響もあるだろうけど、ここ1、2年で半分くらいがなくなってるというレベルらしい)。
とにかく、獲れない!!
これに尽きる、と。。。
それを聞きながら、昔、知った大人が「農業は自分で作って収穫するけど、漁業は泥棒みたいなものだ(=あるものをただ獲ってくるだけ)」って言ってたのを思い出してました。
農家は土地に愛着もあってなかなか廃業しないけど、漁業関係者は、勝手に獲れてたものが獲れなくなったら、引き際も早いんだって店主は言ってました。
獲れないってニュースは聞いてはいたけど、長い歴史の中でこれまでも不漁が続く時期はあったはずで、来年こそはって何年かは踏ん張るものと思っていたけど、このところの不漁は回復する見込みすらないという判断なのでしょうかね。。。
炭鉱町なんかもエネルギー政策の転換であっと言う間に寂れていったものだけど、漁業の町も衰退するとなったらスピードが速いとのことです。実際このところ、市町村の人口の順位で、漁業の町がどんどん下位へ落ちていってる例があります。
(前にもここに書きましたが)津波の影響と温暖化。海で起こってることの怖さと将来への不安をヒシヒシと感じた話でした。。。
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