発達障害な僕とこれまで、これからの日々について

耕史郎

第1話 はじめに


はじめまして耕史郎(こうしろう)といいます。


ここでは軽く自己紹介とこれからについて書いていこうと思います。


今年で27才になり、現在求職中です。今後の方針としては職業訓練校に通って、プログラミング関連のことを学び、IT関連の仕事に就職出来れば良いなと思っています。


ただどうなるか分からないので、発達障害というのもあって障害者雇用での就職も視野に入れています。勉強したいので今は訓練校に向けて勉強中ということです。



元々自分は引きこもりでした。それこそ友達と呼べる人も小学校を卒業してから一人も出来ず(中学生の時にいじめのようなものにあい、人間不信に陥ってしまいます)、最近になって10年ぶりぐらいに友達として飲んだり会話したりして楽しむことが出来るようになったので、そこで得た経験の話とかも出来ればなと思います。


小学生の時は楽しく過ごせましたが、中学生の時にいじめに遭い一転。高校の時何か自信を付けたいと思い野球部に入部するのですが、友達は全く出来ず、人間不信が悪化します。(ただ部自体は他の部員のおかげで三年間続けることが出来ました)そして卒業して浪人するも二浪して失敗。精神を病んでしまい、引きこもり同然の生活をするようになります。この時なんとか抗鬱薬を飲みながらバイトには行っていました。


その後また大学に行きたいと思い受験をします。何とか大学には合格するのですが、この頃、将来への悲観や対人恐怖やみたいなのがあって結局大学には行けなくなってしまいます。ここで一年半以上引きこもることになり(大学は実家からずっと遠くにありました)本当に、寝てゲームして食事をするだけという今でも思い出したくない悲惨な状態を経験することになります。


ここで転機が訪れます。それは自立支援施設への入寮でした。


自立支援施設というのは引きこもった子を就労に向けて支援してくれる施設で、要は引きこもっていた子が集まって、そこで自立へ向けたプログラムを組んでもらい社会復帰を目指すというものです。(説明分かりにくくてすいません)


ここでの経験は本当に大きなもので、発達障害を含めた自分の特性を知ることが出来たのと、素でしゃべることが出来る友人、そして相談することが出来る人を得ることが出来ました。結果的にこれが人間不信を脱するきっかけになったと思います。


初めての社会人経験や、飲み会の参加、映画への興味、友達との旅行など数えたらきりが無いほど本当に良い経験をさせてもらいました。


こうやって文章で書いて表現するというのもここでの経験から来ているものです。日記という形で自分の中で残っています。


残念なことに、今は事情により自立支援施設に通所することが出来なくなってしまいました。



さて、ひとまず自己紹介はこんな感じで。振り返ってみるといろんなことがあったなと思いますが、大事なのは今です。


今まで得た経験から感じたことや、発達障害的な体質で気になったこと、日常で感じたことをゆるーくまったりと書いていければなと思っております。


ここまで読んでいただきありがとうございました。


これからよろしくお願いします。             


                               









  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る