第2 初めて

私は今最っっっっっ高にいい気分。


理由は簡単だ。


大好きな鰹節が食べられるから!!


私の好物を笑う人もいる。


『きも〜!!猫じゃん!』と。


それは構わない。好きなものは好きで何がいけないのか!と思うこのごろ。


というか、自分の好きな物を他人が口出しするほどのことでもない。よっぽどアブナイのでは無い限り。


そんなことはさておき今日はすごい晴れだ。


眩しすぎて思わず目を瞑ってしますぐらいの天気の良さ。



これなら楽に外で食べることが出来る。


私が外に出で袋を開けた瞬間──…。


ガザッッ。


?!??!??


何かが鰹節の袋懸けて突進してきた!!!


「な、なに...?」


「にぁぁぁ〜〜!」


鰹節の袋が下に落ちたと思ったら袋だけが無残に落ちていた......。


な、な、な、な、な!なかみは?!?!


「うにゃぁぁ〜〜〜」


とっ、、とった!!この猫が...


こうして私はこの真っ黒い猫に出会った──。



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