お前のような賢者が居るか! 黒銘菓短編集14弾

黒銘菓(クロメイカ/kuromeika)

開始

「フッハハハハハハハハ!よく来たな賢者よ!お前が今度の相手か。

 私が………魔王だ!

 この前の勇者は『なろう系チート』とか言っていたが…割と普通に弱かったぞ?

 練度が足りん。

 魔王の魔法無効の練度を知らんのか?人類の魔法は無効だぞ。」

 「知ってる。だから俺が来た。

 さて……………やろう。」


 目の前の華奢な青年が構える。

 といっても、そいつは人間最叡知の賢者。

 俺は魔王。

 ならばやることは一つ。



 「勝負だオラァ!」



 賢者対魔王       開始





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