172カオス エッセイに書けないこと
カクヨムで政治のこと、宗教のことを書くと引かれます。書かない方がいいでしょう。
ところが、わたしの場合、エッセイに書くことはほとんどないにしても、近況ノートにはよく書いています。
なんでか。
そりゃ、楽しいからです(笑)
ネットで政治向きの話というと、「ネトウヨ」っていう人たちがいるじゃないですか――。
◯ ネトウヨ=インターネットで右翼的言説を披露する人たちを意味するネットスラング。
◯ ワナビ=「want to be」「〜になりたい」という英語から派生したネットスラング。ここでは小説家志望の人たちをいう。
あ、「ワナビ」は関係なかったですか。でも、ネットスラングはおもしろいものが多いですね。「ネトウヨ」「ワナビ」って傑作だと思います。
――話はそれましたが、わたし、ネトウヨの気持ちは分かりませんが(ワナビの気持ちはよく分かる 笑)、ネットに自説を書き込む快感はよく分かります。
それに肯定的なコメントがもらえようものなら……なんかこう、胸のしこりが溶けていくような、温泉に浸かって体も気持ちも解き放たれていくような感覚といったらわかります?
きっと、ネトウヨとか(右翼に限らないけど)政治活動めいた書き込みをする人は、社会からの疎外感を深めている人だと思うんですよ。
たとえば(テンプレですが)……、会社を定年になり、かつての肩書をすべて剥ぎ取られて庶民に格下げされた(と本人は感じている)60代の男性。趣味にボランティアにと日々忙しい妻には相手にされず、かといって夢中になれる趣味もない。たまに家を訪ねてくれた息子や娘と会話しても(話が自慢くさく、また、説教臭くなるので)明らかに嫌がられている。なんだか自分が馬鹿にされているようで(あくまで本人の主観)毎日が面白くない――って人が、ネット空間にはたくさんいて、なかでも右翼的言説を操る人が、ネトウヨになっていくんでしょうね(すべて藤光の想像の産物です……というか、わたしは彼らの予備軍です。 爆)
認めてもらいたいのです。
「へえ、すごいですね」と言われたいのです。
なにはなくとも社会的認容を求めてしまうのが、中高年男性に特徴的な性癖ですから、50代、60代の男性は気をつけなければなりません。特に、なんだか家族や同僚から避けられてるなあって感じる人は。
で、そういう人の書き物は、カクヨム をはじめネット投稿サイトじゃ嫌がられるようです。こういう親父の文章は匂うんですよ「すごいだろう」「こんなこと知ってるんだぞ」「おれのこと褒めてもいいよ」って。
だれが褒めるか‼️(笑)
楽しいこともほどほどにしないと、知らないところで恥をかいてそうです。
と「エッセイに書いてはいけない文章」の分析をしてみましたが――。
わたしの文章も匂いますかね。
クンクン……。セーフ? アウト?
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