〇閑話 人物紹介.その9 ―――――――――
※本エピソードは、ここまでに登場した主なキャラクターの紹介です。
主要な登場人物であっても、作中での情報が少なかったり
現時点での紹介が憚られるキャラクターは書いていません。
ここまでのお話をお読みになられた後に見られることを推奨します。
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『シオニューク』
・性別:男
・年齢:???歳
・T215
・黄色じみた暗いローブ
・ローブを纏う男の名。
・本名なのか偽名なのかは不明。
・バラギとは違って活動域が定まっておらず、
主にファルマズィ=ヴァ=ハール周辺諸国を広範に動き回っている。
・その活動域の広さから、直属の配下を有している。
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『ンニャーハ』
・性別:女
・年齢:???歳
・T167 B88(E) W57(UB68) H90
・嫉妬と執念の美女
・シオニュークの配下。
・妖しいほどに美人だが、本性は恐ろしく嫉妬深い。
・異性の羨望や性的欲求の眼差しを好み、独占的。
アイドル的にちやほやされるのを好み、人間の男によく愛想をふりまいている。
・基本、シオニューク命。
・口癖は「~ですわ」
・元々は嫉妬深い事で有名だった白人の貴族女性。
・その性格が災いし、親族からすら排されそうになるにまで至っていたところ、
シオニュークに拾われて忠誠を誓い、彼の下僕となってその命に従っている。
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『ア=ナーディア』
・性別:女
・年齢:24歳
・T180 B90(E) W58(UB70) H86
・黒褐色。
モデル体型
・通称ナーダ。
・非常に芯と勝気のある性格の、ワダン国の民。
・ワダン=スード=メニダ王国の若き女王が、
お忍びの旅をするにあたっての世を忍ぶ仮の姿。
・本来はサソリの尾のような1束を残しての剃髪だが、
変装のため
・お忍びは初めてで、あまり世俗慣れしておらず、
気を抜かずとも言動の節々に女王たるものがにじみ出てしまっている。
・非常に優れた肢体の持ち主ながら、剣の腕前も達人級。
既製品よりも少し長めの刀身を持つシミターを今回の旅の共に持ってきた。
・本人は、身バレしないようにと
適当にありふれてそうな得物として選んだつもりだが、
それすら世間一般でいえばやや高グレードな品である事に気づいていない。
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『ジャスミン』
・性別:女
・年齢:21歳
・T172 B84(D) W56(UB67) H83
・薄褐色
・ワダン国女王付きのメイド。
・本来は白肌だが、変装のため
特殊な塗り薬を用いて軽く日焼けすることで、肌の色を偽っている。
・ほとんどの荷物を受け持ちながら、なお槍を振るえるなど、
容姿はか弱い女性っぽいが、優れた体力と武芸を身に着けている。
・ナーダに比べれば、まだ多少は世俗に合わせているものの、
物心ついた頃から王宮務めだったため、やはりやや世間とはズレてる事もある。
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『シャイト』
・性別:男
・年齢:16歳
・T174
・まだまだ青く若い小僧貴族。
・フルネームはシャイト=タムル=パルミュラ。
・ヴァヴロナの名家であり公爵家であるパルミュラ家に婿入りした貴族の若者。
・貴族としてはまだまだ脇が甘く、迂闊な面が見え隠れするが、
素直で素朴な態度と雰囲気で他人から好感を得やすいタイプ。
・ルシュティースは義姉になる。
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『レシュティエラ』
・性別:女
・年齢:15歳
・T157 B84(C) W59(UB69) H88
・美人だが子供のいる女性にしては幼い
・フルネームはレシュティエラ=タムル=パルミュラ。
・ヴァヴロナの名家であり公爵家であるパルミュラ家の令嬢。
・貴族夫人としてはまだまだなっておらず、シャイトとは似た者夫婦。
・公爵家という家柄の令嬢としては、らしくないが、
これは彼女の両親や兄弟が子煩悩であり、
令嬢達を甘やかして育てた結果である。
・生後間もない子供がいるが、乳の出が悪いなど悩みを抱えている。
・ルシュティースは実姉になる。
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『シャルーア=シャムス=アムトゥラミュクム』
・本作主人公。
・性別:女
・年齢:16歳
・T155 B89(F+) W50(UB65) H87(第90話時点)
・非処女
少し猫目ぎみ
黒髪
褐色(薄黄土系)
・傭兵リュッグと行動を共にする少女シャルーアのフルネーム。
・今は亡き母が、
軽々しく名乗ってはならないと教えていた “ 表 ” の名前。
・どうしても名乗る時のための偽装名で、真なる名はまた別にあるが、
その辺りの詳しい事情を聞かされていないシャルーアは
これが自分のフルネームだと思っている。
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作品補足(用語や世界観の解説等)
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【 アル・マディーナ 】
・ジウ王国西部にある地方都市。
・広大な領土を持つジウ王国にあって、西部の主要な都市のひとつであり、
近くに方面軍の拠点もおかれている。
・商業レベルは高いが、隣国ファルマズィとの開戦のウワサが広まり、
商人の出入りや物流が少なくなっている。
【 ドゥーマシュスアル圏 】
・通称ドゥーマ圏
・北はエウロパ圏、南はファルマズィ=ヴァ=ハールやジウ王国などに挟まれた
南北の中間に位置する地域圏。
・ファルマズィ=ヴァ=ハールの友邦国家ヴァヴロナもこの地域圏内にある。
・現実世界でいうところの中近東。
シリアやダマスカス地方、トルコなどがある辺りとなる。
【 シェスキヒル 】
・ヴァヴロナの最北にある地方都市。
・エウロパ圏の影響を色濃く受けており、欧風の町並みになっている。
・ヴァヴロナの中ではかなり国境に近い辺境地にあたるが、
その発展ぶりの目覚ましさは、そのままヴァルロナの国力の高さを物語っている
【
・目の細かい砂の砂漠を好んで泳ぐ陸の魔物。
・数は多くてありふれているものの、
血の匂いにしか反応しないため、遭遇率は低い。
・群れずに孤高に生き、しかし個体としては弱い魔物であるため、
基本は動物の死骸などを漁る。
・しかしながら獰猛であるため、エサとなる死骸の傍に生き物がいた場合、
躊躇なくこれに襲い掛かろうとする。
・胴部分はヒラメやカレイのように薄いなど、海のサメとは根本的に姿が異なる。
・歯だけは鋭く危険で、
かするだけでもその周辺の肉をごっそりと千切り取ると言われるほど。
・その肉は美味で、陸にありながら新鮮な魚介を味わえるとして高級食材扱い。
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