第四十一話 モンスターハウス 2
こちらに向かってくるモンスター。
「検索」
相手の情報を見ようと検索の魔法を使う。
ゴブリンソルジャー
耐性:火 風 水 雷 自然 土
やはり耐性は全て持ち。
最初に張っているフィールドまだ残っているため魔法への耐性は消えているはず。
私は向かってきているゴブリンマスターに向かって、
「エクスプロージョン!」
一撃で終らそうと最大の魔法を放つ。だがゴブリンソルジャーは手に持っている剣を地面に突刺してくる。
「??」
私は一体何をしているのか分からないでいると、私の魔法がゴブリンソルジャーに命中する。
これで終わりかなと思っていたのはそのときだけです。
何故なら、ほぼ無傷の姿があったのです。
――何で魔法聞いてないの?
私は訳が分からないでいる。結界魔法の一つであるフィールドを展開している以上モンスターの耐性は全てなくなるはず。それなの何故などと考えていると、
「あの大きな剣に秘密があるのではないかと」
フレイがそんな事を言ってくる。
――フレイ何言ってるのよ。モンスターが効果を持つ武器を持っているわけがないそう思っている時期が私にもありました。
検索で剣だけを見てみると、魔法無効化と書いてあった。
――もうS級ダンジョンに出てくるモンスターって何でもありだね。
私はもうどうでもいいやと思ってしまっていた。
「そんな事を言っている場合じゃないですよ」
フレイの言うとおりである。魔法を全て封じられた状態。
――あれって体に当たったら自分に付与している魔法も消えるよね。
「そうですね」
最悪だな。
「雷速、速度アップを付与、フレイ解除、アース憑依」
速度アップ系の魔法を使ってから、アースと融合する。
「やってやるよ!」
やる気満々のアース。
私は一瞬でゴブリンソルジャーとの間合いを詰める。だがそれに合わせて剣を振ってくる。
「アースウォール」
地面から大きな壁が出てきて剣を防ぐ。それと同時に私の姿を隠してくる。
壁はゴブリンソルジャーの剣が当たると同時に消滅しまう。
だがその隙にゴブリンソルジャーの前から姿が消す。
辺りを見渡しているゴブリンソルジャー。
「耐性無効化付与、ファイアーエンチャント」
刀に火の属性を付与した後、もう一つの刀雷刀を取り出す。
右手の刀に火、左手の刀は雷。二種類の属性で背後から斬りかかる。
ゴブリンソルジャーも当たる寸前にこちらの攻撃に気づいたが防御することは出来ず攻撃を受ける。
片手を失い、雷属性の攻撃で体をしびれさせたゴブリンソルジャー。
その隙を突き止めをさす。
「終わりでいいかな?」
ゴブリンソルジャーがまだ消えていないので倒したかどうか少し不安になる。
それからしばらくして、ゴブリンソルジャーが消えると同時に一つの卵が現れた。
青色と白色が交互に入る縞模様の卵。色合い的にもとてっも綺麗に見える。
――これ何?
私は、卵を手にとって頭を捻る。
「綺麗な卵だね」
「大きな卵どすな」
確かに大きい。両手でも持っても抱えきれない。
「私も分かりません」
精霊達全員分からないようであった。
私はひとまず異空間収納に卵をしまい先へと進むことにした。
部屋の端にある次に階層への階段を上り先へと進む。
モンスターハウスで戦闘にあとは特にないもなく先へと進んでいる。
そして、いよいよ目的の五十階層へとやって来ていた。
「ミレイやっとここまで来たね」
――うん。
私は頷く。
ダンジョンの中に入ったのがかなり昔のように感じる。十階層以降は一人でのダンジョン攻略なった。実際にパーティーで行動していたときよりも戦闘自体は楽になった。
だが。ここまで来るまでにある程度休息を取りながらも来ていたが、体力的に限界が近い。それに精神的にかなりギリギリの状態。
「ミレイ様大丈夫ですか?」
私の表情を見て心配で聞いてくれるフレイ。
――大丈夫だよ。ここまで事を少し思い出してただけだから。
私の頭の中にはここまでの戦闘が思い浮かんでいた。
そして、ここのボスモンスターを倒せば脱出出来るんだ。
私は扉を開けて部屋の中に入って行く。
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