前半、死んでしまった主人公に話しかける神さまの口調が軽めで、死を扱っているのに読み口が柔らかくて絶妙でした。切ないお話なのですが、そのぶん最後に救いがあるところが物語の印象をすごく良くしてくれていて、短いのにメリハリのある素敵なお話だったと思います。