雑記40:この宣伝方法、もったいないなと思った話
他作や自作を人に宣伝するのって難しいですよね。
いわば未知の読者に対して広告をしているわけで、足を止めて商品を見にきてもらうのって大変です。
で、今回はある方から宣伝された内容についてちょっと思った事があったのでそれを書いていこうと思います。
朝起きると、1通のカクヨムメールがスマホに届いているのに気づきました。
中身を見てみるとどうやら小説の宣伝のようで、おすすめだから是非とも読みに来てほしいという内容でした。
だいぶ前の話にはなりますが、おそらく不特定多数のユーザーに送られているのでこの内容に覚えのある方もいると思います。
でまぁ、ちょこちょこ件の宣伝をしている人に対して不満を感じている人がいるようでした。各々の個人ページに知らない人の小説の宣伝を載せるのはやめてほしい、という事ですね。
まぁ、これを迷惑だと思う気持ちは分かります。誰も彼もに同じことをされちゃうと困りますからね。
で、私はどう思ったかというと、
「案外、1つの効果的な宣伝になり得たんじゃないか?」と思いました。
私的には、この宣伝方法は別に嫌いなやり口ではありませんでした。(嫌われる人には嫌われると思いますが)
ただ、この宣伝自体とは別の、他の部分での内容がよろしくなかったんじゃないかなぁと個人的には思いました。
この宣伝された小説、メールを見た段階ではちょっと興味をひかれたんです。それはなぜかっていうと、「他作の作品をおすすめ」してたので。
なんでカクヨムがレビューコメントっていうページを個別に作ってると思いますか? 作品ごとに作者がキャッチコピーを書いて宣伝できるのに。
それは作者本人よりも、第三者の人の「面白いよ!」の方が信憑性があるように見えるからです。
今回の宣伝も「この人の作品は素晴らしいからぜひ見てくれ!」といった内容で、そこまでして推したい作品てどんなのだろう?と直前まで読む気でいたんです。
はい。「直前まで」と書いたように、結局私はこの作品を読んでいません。
何故読むに至らなかったのか、ご説明いたします。
まぁ単純に言っちゃうと「言うほどではなさそうだな」って思ったのと「宣伝の方に信憑性がなさそうだな」と判断したからです。
実際のところは中身を読んでないので、もしかしたら傑作だったかもしれませんが。
まず「言うほどではなさそうだな」って思ったのは該当作品のコメント欄を覗いての判断です。コメント欄を覗くと、すでに同様のメールを受け取った方々が結構書き込まれているようでした。
これがボロクソだったわけではないです。普通にお話としては破綻のない内容だったんだろうなぁと分かるような事が書いてありました。
でも内容がほぼほぼ「読みやすい文章だと思います」的なものだったんですよね。
思い出してみてほしいんですが、皆さんが傑作だ!と思う本の感想を聞かれた時、まず最初になんて言いますか?
少なくともハリーポッターの感想を聞かれて「すごく読みやすい文章だよ!」とはおすすめしませんよね?笑
「設定が学校、っていうのがいいよね!入学するために杖を買ったりするところから楽しいし、箒でやるスポーツとかあるんだよ!」と話の方にフォーカスすると思うんですよ。
あと「宣伝の方に信憑性がなさそうだな」と判断したのは、宣伝した方の近況ノートやらを覗きにいった際の態度の話ですね。結構おちゃらけた方でした。笑
どういう意図をもって計画されたものか詳しいところは分かりませんが、もしお遊びでなく話題を呼びたくてこの方に宣伝をお願いしたのだとしたら、悪手じゃないかなぁと思いました。
まぁ今回のは単なるPV稼ぎのための悪ふざけだったと思うんですが、冒頭でも言ったようになくはない宣伝方法だったと私は思います。
但し、
「宣伝する小説が傑作と呼べるほどのものでなければ逆に評価が下がる(あるいはハードルが上がる)」
ものだという認識は持った方がいいと思います。
それから「誰に宣伝してもらうか」というのも私は重要な事に思います。
少なくとも誰が推してる作品かは私は気になるので。
PV稼ぎのために話題を起こすにしても、「ちゃんとしてそう」に見える人に頼まないと意味はなかったんじゃないかな~と思います。
人はその人の周りにいる人間も含めて、その人の人となりを判断する生き物だと思うので。(人が多いわ…)
まぁでも、たまたま読んでくれてドハマりした読者の感想の熱には敵わないと思いますので、やる事はずっと変わりませんね。
一生懸命、好きな事書こうっと(´ω`)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます