雑記11:その人物の外見描写、いる?
登場人物の外見描写を入れる適切なタイミングってあるんじゃないかなと思います。
いくつか小説を読んでいて、ふと気付いたんです。あぁ、もういい…ってなる瞬間がある事に。
主人公が青い瞳をしていて、髪は金でって、人物の外見描写を話の冒頭に唐突に語る作品があったりします。
それ、このタイミングでいる?って思う事があります。
そんな事はどうでもいいから話を進めてくれって思うタイミングなら、知りたくなるような話の流れを考えるか、もっと後で入れても良いと思うんですよね。
実際、主人公の名前が5話目くらいに初めて語られる小説があったけど最後まで読みましたし。
自作の「千里の道」も、一章では主人公の外見描写は一切入れていないです。理由は、特に必要ないから。
こと小説に関して、人物の外見やらはさして重要じゃないと思います。それよりも、文字だけでどんな雰囲気を持った人なのか言い表す必要がある。
そしてそれに必要なのは、髪の色や目の色ではないです。
そういった描写をするのは、その場の雰囲気作りに必要だった場合に限られると思うんですよね。
教会の静謐な空気の中で金髪の白いワンピースを着た子がいたら絵になるかも。
血汗滾る戦闘シーンで赤毛の髪が躍っていたら絵になるかも。
そういう場合はあってもいいと思いますが、ただ道を歩いている人物に対して、やれ髪の色がどうだの瞳の色がどうだの言われても、次にその記述が来た時に忘れてた、そういえばそんな容姿だったな…といつもなります。(-_-;)
今回のふとした気付きでした。
そして自作でやってないか不安になった…。
ちょっとタイミングを見て見直そう…。(-_-;)
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