私の願い
いつも真剣に試練に挑む君の顔は
とても輝いていて
私の前では見せない顔だった
誰よりも傷ついて
誰よりも壁にぶつかって
誰よりも高みに上っていく
そんな君がまぶしくて
追いつきたくて頑張った
でも初めて君と並んだ時
君がとても同じ大きさの背中をしていなくて
私よりも大きな背中で
私が見ていない世界を見ていた
私は君が見ている世界を見たいと
願っていたが
その願いはとても高くて
目の前が真っ暗になった
でも君がいつまでも上を目指すから
まだ誰も見たことのない世界を目指すから
私はその隣に立っていたいと願ってしまった
君の隣に立つにふさわしい人間になりたいと思った
君が立ち止まった時は私が急いで追いつくし
支えたいと願ったから
いつまでも君を追いかける
例えそれが命を捧げることとなっても
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます