独りよがり

がらがらになったこの部屋

埋めてくれたのは君だった

一人の僕を君は慕ってくれた

なのに僕は君を傷つけ一人になって

「これで大丈夫」って安心してた

君が近くにいるのに遠い存在に感じる

そんな自分が嫌いになっていた

君に嫌われるのが嫌だからわざと消えたのに

僕のわがままが君を余計に傷つけていたんだね


君が一人歩いている姿が

悲しそうで僕は胸が張り裂けそうだった


僕の気持ちずっと届いていると思っていた

だけどそれは僕の思いあがり

独りよがりでしかなかった

ごめんねずっと言いたかった

もう言えない

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