告白

思い出詰め込んだ鞄の中

溢れ出す涙の訳と青春の香り


それを埋め尽くす感情が 脳を刺激して

あの日より増した 強い願いが 僕を駆り立てるのは


衝動と言うには 淡く

行動と言うには 鈍る

微かに熱く燃える


花火が美しさよりも 消えた音に価値観を覚えた

どんな綺麗な景色より どんな綺麗な服装より

たった一度の君との日々の別れの時間が 永遠に残る

終わってく希望を抱いた



異常なまでの愛情を シンプルに伝えれればいいのに

大切に思う気持ちが 言葉を濁してく

最後に言いかけた 君のあの表情が 消えない

僕らは 何度も繰り返して


想いで詰め込んだ携帯の中

溢れ出す涙の訳と青春の香り


それを埋め尽くす感情が 脳を刺激して

あの日より増した 強い願いが 僕を駆り立てるのは


理解して欲しくて 喧嘩して

理解して欲しくて 失敗を覚えた

微かに憐れみを感じ


年を重ねては 失敗の数だけ成功は薄れても

覚えた最後の数も 慣れてしまう位なら

花火のように 散る瞬間に強い言葉で

君に告白しよう。


もしも雨が降って中止になっても

もしも今日が最終回でも 綺麗に終わるなら

それでいいから

もしも君がいなくなる後悔よりも

もしも君が泣く日が続いても 最後は笑って過ごせますように

それでいいから

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