初めまして。こんにちは、かみたかです。
すでにカクヨムコンは開催中ですが、興味ある記事だったのでコメントさせてください。
書くときの人称は、作品によって変えています。
何を基準に、と言われると、プロットを組んだ時のフィーリングと言ったぼんやりとしたものですが。脳内で一人称、三人称両方で考え、しっくりくる方を選んだこともあります。
変わり種として、話ごとに視点を変え、一人称のリレーで書いた長編もあります。
そこでは、持っている情報や抱え込んだ感情のすれ違いを演出するために、敢えて変則にしました。
読むときもどちらでも構いませんが、「〜なの」「〜だったわ」となると、入っていけません。主人公の感情や思考と差があっても、何故そこでそんな考えになったのか理解できず、読むのを辞めたことも。
従って、どの人称であっても引っかかりなく読めることが大切だと考えています。
作者からの返信
初コメントありがとうございます。
いつでもコメントは受付中です。
そうですね。
1人称でのリレーで面白い作品もありますし、私も分かり易く読者に伝わるならどちらでも可だと思っています。
人称の問題は難しいですねー。
私は読むのはどちらも好きです。
その作品にマッチしており、その作家さんがその書き方がお上手であれば。
書くのは……本来三人称で書く方が好きなんですが、一人称の方が上手いと褒められるジレンマ……ッ!! え? つまり、三人称が下手──ゲフンゲフン。
褒められるのは嬉しい!!! 嬉しい!! 嬉しいけど……っ!! ないものねだりかっ!!
「一人称の方が上~」っていう話についてですが、これはきっとその人が一人称の方が各野が難しいって思ってるのかもしれないか、もしくは一人称愛好会会長とか……
一人称の方が、制限はあると思います。本当は三人称も「完全な客観性を保つ」っていう制約があったようですが、最近は憑依型とか背後霊型とかあるので、三人称の方は厳密な条件はなくなってきているのかもしれないですね。
そうすると、やっぱり一人称の方が誓約が多いか。
一人称視点で見えない部分は絶対に語ってはいけない、とか。
また、相手の気持ちを描写する時に
『Aさんは嬉しそうに微笑んだ』とは書けるけど
『Aさんは嬉しくなって微笑んだ』とは書けないわけですよね。
お前エスパーかってなるので。うっかりすると間違えてしまうので、そこら辺には気をつけないといけないですね。
あと、聞こえてないハズの声を描写してたりも自分的にはアウトです。
語り手が知りえない情報の開示が出来ないのが本当に難しいところです。
一人称でエピソードによって語り手が変わるのは平気なんですが、あんまりコロコロ変えられると感情移入はできなくなりますね。
まぁ、それがなければ一人称の方が絶対的に感情移入しやすいので、異世界転生ものに限らず、VRMMO(VRMMOは基本プレイヤー視点だから)とか主人公オンリーワン系や俺TUEEEとは相性が良いのだと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
いや、3人称が下手ではなく、1人称が上手いで受け取っていいと思います。
普通は上手い、下手とか言われないですからね。褒め言葉はそのまま受け取っていいと思いますw
ふむふむ。確かに制約といった意味では1人称の方が難しいと言う人がいても仕方ないかもしれないですね。
皆さん、しっかり考えてらっしゃるんですね。
私は読むのはネットだと一人称の方が読みやすいですかね。あまりじっくり読むというよりは、短時間でさらっと読むには一人称の方が内容が頭に入ってきやすいような気がします。エッセイなど、気軽に読めるのでその延長かと。
今日はがっつり読もうと思うときは、もちろん三人称でも平気で、内容にもよるかなーとは思いますけどね。主人公以外のキャラも生き生きするのは三人称かもしれません。割と視点がころころ変わっても読めるほうなので、多数キャラが出てくるのは好きですし。
書くほうは三人称のほうが難しいと思ってたんですが、素人はまず一人称から書き始めよう、みたいなのを読んだことがあったので。いろんな意見があるんですねぇ。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ほんと、皆さんすごくしっかり考えられていて驚きです。
確かにエッセイは1人称視点で、さらっと読めますね!
>>素人はまず一人称から書き始めよう
そんな意見もあるんですね!?
色んな説がある感じなんですかね!
これは、どっちでも気にしてません。どっちもできます。
ただ、自分で書くと三人称の方が文章が硬くなります。それを避けるために講談調で書いたことがあったり(笑)。
一人称の場合、主人公は知らない情報をどうやって読者に提供するかが難しいんですよ。視点変更をする以外に上手い方法が思いつきません。
あとね、他人のセリフが文中に明示されているのに、一人称地の文で「よく聞こえなかった」は無いだろうと思ってます。これ、結構色々な人がやってるし、プロでもやってることがあるんですよね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
>>一人称の場合、主人公は知らない情報をどうやって読者に提供するかが難しいんですよ。視点変更をする以外に上手い方法が思いつきません。
これは、もう仲間の~~から聞いたで通すしかw
>>他人のセリフが文中に明示されているのに、一人称地の文で「よく聞こえなかった」は無いだろうと思ってます。
これよく聞くミスですよねw
他にも暗闇の中、物が見えたり、爆音の中、言葉が聞き取れたりですかねw
編集済
どっちの方が好きとか書きやすいとかはないかもしれません。それぞれ一長一短ですし。重要なのは、作品と合っているかどうかなのかなあと。ただ、特に素人は1人称の方が個性が出やすいとは言いますね。
個人的に1人称は書簡体・告白体のスタイルが好きだったりします。そうじゃないなら、ハードボイルドがいい。こう書くとちょっと極端ですが。
1人称は何より信頼できない語り手的なことができるのが強みですね。これも大好きな手法です。もちろん、本格ミステリの場合嘘を書いてはいけないという制約はあるのですが、そうしたルールに従うにせよそうでないにせよ、3人称よりも大胆な表現ができる気がします。
逆に、3人称は客観的な分、かえってふざけた文章が書きやすいところはありますね。「人生は遠景で見れば喜劇」じゃないですけど、ある程度突き放してた方が笑いを誘いやすい気がします。
また、記述に真実味を持たせられるので、非現実的な話を書くのにも向いてる気がします。逆に1人称だと真実とも嘘/幻覚ともつかない宙吊り感が演出できるので、それはそれでおもしろいのですけど。全体像が見えないが故の恐怖みたいなのも演出しやすいでしょうしね。こう考えてみると、曖昧さが重視されるホラーには1人称の方が向いてるのかもしれません。逆に不条理小説は、あくまで現実の不条理さを強調する意味で、嘘や幻覚の可能性を排した3人称の方が合っているかも。
もちろん実際にはそんな単純に割り切れるものではなくて、たとえばわたしは異世界転移ものは(非現実的な話なんですけど)1人称で描いてほしいと思っている。なぜかというと、異世界をあんまりはっきりと実在するものとして描いてほしくないんです。1人称ならではのハリボテ感というか妄想とも現実ともつかないいかがわしさが、このジャンルにふさわしいリアリティだと思うんですよね。だから視点も動かしてくほしくない。「NPC(あるいは哲学的ゾンビ)じゃなかったんだ!」とかえって萎えてしまうんです。コメディなら3人称に振ってもいいですけど。
3人称に話を戻すと、客観性を逆手に取った逆叙述トリックを仕掛けやすいのがポイントですかね。作例は少ないですけど、3人称特有の「視点の冷徹さ」が強調されて好きな手法です。
あと、2人称は個人的に好きな手法で隙あらば使ってしまいます。「誰の視点なのか?」って部分で仕掛けが作りやすいんですよね。
余談ですけど、視点を動かすのが好きじゃないので自作ではまずやらないですね。「藪の中」みたいなスタイルなら好きですけど。
視野狭窄な1人称単視点で、錯綜する陰謀を描き切った『ホワイト・ジャズ』を読んじゃうと、視点を動かさずとも必要な情報をもたらす方法はいくらでもあるのではないかと思ってしまいます。エルロイファンの馳星周も自作で似たようなことをやってますね。コツは語り手を日和見主義者に設定することで各陣営の事情に通じることができるようにすることなのかなあ、と。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
すごくしっかりされた考えをお持ちで、参考になります!
そして2人称小説、本当にあるとはっ!
私は視点を動かす話が書けないので、上手く書ける人は尊敬しますので、読むのはそこまで嫌いではないですね。
異世界転移とかは、よく1人称の方がいいとは聞きますね。私はそこまで異世界転生・転移は読まないので、あまりコメントできないです(汗)
語り部がいる作品は1人称視点でもかなり客観視されていて、たくさんの登場人物が出てきても視点変更することなく面白く読めますね!
編集済
小説を書き始めたころは(小学生のころから)、
何も考えずに、三人称で書いていました。
でも、専門学生のころ、プロの小説家さんにいろいろ言われて、
自分が書いたものを三人称と思ってはいけないな、
人に見せていいレベルではないなと思い、
一人称で書くようになりました。
(真面目に練習すればよかったのでしょうけど、いろいろと言われ過ぎて、もう三人称は嫌って思って、逃げました。10代で、若かったですし…と言い訳)
読むのは、三人称だと感情移入できなくて
冷静に読んでいる気がします。
ふむふむ、こういうストーリーなんだなって。
構成は、わかりやすいです。
感情移入をして、泣きながら読んだりしないというだけで、
面白いものは面白いと感じていますし、好きなシーンは好きで、何度も読んだりします。
ネット小説の三人称だと、なんと書いたらいいのか…
長いと、ついていけなくなることが多いので、
飽きることが多い気がします。
本だと、一気に読みますが、
ネットで長編だと、なかなかできません。
感情移入してない作品は
過去のことを忘れやすいので飽きるし、わかりにくい
というのもあるのかもしれません。
ちょこちょこと、思い出させてくれる作品は、わかりやすいので好きです。
もくじに、「〇話 猫耳美少年登場!」
とか、わかりやすく書いてあると、
そこを読みに行けるのですが
「〇話」だけとか、わかりにくいと、
忘れた時に探しにくいので、諦めることがあります。
100話とかあると、探すのが大変ですし。
カクヨムでは、もくじがわかりにくくても、
コメント欄を読んで、わたしが探しているのはここだな
と、見つけることもありますけどね。
三人称のネット小説を理解しようとして長く読んだのに、
それでもなんかよくわからないというのが一番ストレスなので、
最初から、主人公に感情移入しやすく、わかりやすい
一人称のものが楽だなと思っています。
でも、三人称のネット小説でもわかりやすく、気がついたら10万文字とか、読んでいることもありますし、自分に合うならいいのかなと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
小説書き初めるの早いですね!!
なるほど、3人称だと感情移入しづらいんですね!
1人称でも3人称でも関係なく感情移入できるので、そこは盲点でした!!
でも確かに3人称の方は主人公以外に感情移入しているかもしれないです。
ついでに、私はプロの方に、『技術を知るのは大切だけど、それに縛られて個性を失ったら意味が無いどころか、それなら技術なんて知らない方がいい』と言われた事がありますよ。
編集済
自分は読むのは一人称でも3人称でもいけますけど、書くなら1人称の方がやり易いですね。ただ1人称の方が、筆力が上と言うのは違うかなって思います。
合う合わないがあるのか、3人称だと書くのが難しいのですよね。変に説明くさくなったり、キャラクターの心情を表しにくかったり。
どっちが上と言う訳じゃなくて、書きやすいからそっちを選ぶ、ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
1人称の方が書きやすいんですね!
確かにキャラの心情は3人称は表わし辛いかもしれないですけど、動きは3人称の方が入れやすいので、一長一短ですね。
上とか言い出したのは誰なんでしょうね?
書きやすい、自分の意図したシーンが伝え易いで人称は選ぶべきですね。
一人称叙述絶対仕掛け型ですな! 最近は読者の皆様の猜疑コメントに恐々としながら伏線を埋め込んでますぞ!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
やりすぎて変に穿って見られるのはキツイですね(;^ω^)