まつりんに対する好感度が。ぶっ壊れているよ!?
「
じゃなくて!
あれから
隣で寝ている、みか君を。
まさに、起こそうと努力している所なのだ!
「こうして
こうして
今日は……リハビリの予定があるからだ。
とは言っても。左腕をどうにかする訳でも無い。
はっきり言おう!
みか君は、もやしっ子なのだ!
普段から運動不足であり。
体力的にも。小学生に
なので。無理のない範囲での運動を。
この入院生活のノルマに指定されているのだ!
「もっちり姫とまつりちゃんの言う事なんか……知らないもん!
そうは言うけど。
あたし達、無料で入院したり。
あの、姫署長のご
「こっちから
ごちゃごちゃ
みか君のほっぺに。
ちゅーしてやったぞ! にししし!
「キス
突然、鬼ごっこがスタートした。
全ては。あたしの
こうでもしないと。運動しないからね。みか君は。
あたしのお尻を標的にするのは……えっちだぞ!?
「たま姉、自分は、はあ、運動するとだね。食欲が、失せるの!」
数分間の
あたしは朝食の病院食を。テレビのニュースを視聴しながら。
元気良く食べているぞ! もぐもぐと!
一方のみか君は。
五分も満たない運動で。へろへろ状態。
右手には。ゼリー飲料を握りしめ。
またもや、
『――事件現場だった神社が再建されました。現在、アニメ作品とコラボしたイベントが
例の神社――
もちろん、
それから――弁護士の多華と言う
「体力が低下してなければ。リナさんとカナさんのコラボグッズを
何で、そんな
姫署長に。
命令したのは。
みか君だからだ。
でも、彼が
必ずと言って良い程に。
意味があるのだ。
『ここで
テレビ画面には。
一目見ただけで。男性を
美人過ぎる弁護士が。
「テーブルをドンドン叩かないの! 後で、アロマオイルでマッサージしてあげるから! 落ち着きなさい!」
違うから!?
別に、ストレスで暴れてないし!?
テレビに注目して!
えっ!? アロママッサージ!?
こ、こら!? 右手を不規則に動かさない!?
やらしいぞ!?
みか君の行動原理には。
特に意味は――無いと思うぞ!?
「……ふん。相変わらずの悪女だ。
基本的に、美女が大好物のみか君。
なのにだ。
世の中の男性が。鼻の下をのばしそうな。
「ますます食欲が――ぎょえええ!?」
テレビ画面を
あたしも。間違え探しをする様に。
再び視線を中継画面に――
ちょこ、ちょこと。
カメラに
移動している。
普通にしていても。距離が離れているので。
目立たないけどな?
「きゃわわ! まつりちゃんの
食欲が急激に戻ったのか。
彼自身の病院食を。がつがつ食べ始めた。
まつりんだったの!? あの
それにしても。
まつりんに対する好感度が。ぶっ壊れているよ!?
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