君が選ぶ人
NaO
君が選ぶ人
君がもし苦しいなら僕が変わりに苦しもう
それで君が楽になるならさ
それで楽にならないんだったら僕の幸せを分けてあげるよ
それで君を幸せに出来るなら
君がもし幸せなら僕はそれだけで幸せさ
君の幸せが僕の幸せだから
それでもまだ幸せになりたいんだったら僕の幸せを分けてあげるよ
それで君が幸せになるなら
あぁ、でも君の幸せを分けてあげられるのは僕じゃない
君に幸せをあげれるのは彼だけなんだね
分かってるさ僕には不釣り合いなことくらい
分かってるから辛いのさ君に幸せをあげれないことを
あぁ、こんなに辛くなるなら恋なんてしなければよかったのに
僕だって、僕だって君に幸せを分けてあげたいのさ
君がもし苦しいならその苦しみを全部とっぱらって、僕の幸せを全部あげるよ
それで君は幸せになるはずさ
君がもし幸せなら僕の幸せも全てあげるつもりさ
それで君はもっと幸せになるはずなんだ
あぁ、それなのに君が選ぶのは彼なんだね
僕の方が苦しみをとっぱられるのにな、幸せをあげれるのにな
あぁ、こんなこと言ったって無駄な事くらい分かってるよ。何を言っても君が選ぶのは君と釣り合う彼なんだから。
こんな辛くて苦しいなら恋なんてしなければ良かった。ただただ君が好きなだけでこんなにも苦しいなんて。
誰か僕の苦しみを取ってください。誰かの幸せを僕に分けてください。全部じゃなくていいから少しだけでいいから。
君が選ぶ人 NaO @naoto0501
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます