ひねり

 いい話だと思ったが、やはり100万円だった。


 モノが売れる文章の書き方、みたいな情報を買って読んでいたのだが、そのついでにとあるメールマガジンに登録し、その人の発する情報が面白くてためになるので読んでいた。


 今の時代、適当な情報は自然と淘汰され、現在活動されている方というのは、それなりに実績があり、きちんとした事を言っている方が多いように思う。


 こちらの方ももちろん、表面上の薄っぺらい情報ではなく、自分の実績を踏まえた上での、論理にかなった、きちんとした情報を発している方だ。


 ライティングが上手くなりたい、これでお金を少しでも、と思っている人は、潜在的にお金を儲けたいという欲求がある。これはライティングに限らず、何においても同じだと思う。


 その方のメールマガジンは、心理学に基づいた、相手の心理を読んだ、独自のライティングを紹介するのが特徴だったのだが、何故か前回から投資の話題が入ってきた。お金、収入、将来性、などのキーワードで引っ張られてしまった感じだった。


 昨日その方が紹介された講座が、100万円だった。


 スキャルピングという投資の方法を使い、投資家の心理を読みながら、複利でお金を増やして行くという方法だったが、久しぶりにこのような価格のものに出会ったな、と感じた。


 内容はともあれ、とにかく私はお金がないので、金額を見た時点でスルーなのだけれど、とにかく思ったことは、メールや文章というものには、とてつもない力があるということである。


 100万円のモノを買うなんて、一生に何回もない事。それを何通かのメールでその気にさせてしまうのだから、メールマガジンというものは恐ろしい。


 この方の場合は、文章で結果が出ている方法を応用したもので、心理学に基づいた投資家の心理を読んだ上で投資を行う、という内容。殆ど負けない、というのが売りだった。キャプチャー画面は確かにそうだった。


 今の時代、このような情報はいろいろとあるが、やはり重要なのは差別化だと思っている。


 私は今回こちらを拝見して、このように何か差別化した何かができないか、ということを考えてみた。

 

 この前紹介した、ミンネでの商品販売は継続中であるが、やはりレバレッジが効かない、いつまでも作品を作り続けなければならないという点が、モノ作りでは少し辛いところである。


 せっかくインターネットを使って世界へ情報を発信できる時代なのだから、やはり一度作ったモノ、具体的には動画やテキストなどがどんどんと広まって、それが何とか私に収益をもたらしてくれるというような仕組みがないものか、考えてみた。


 昨日eBayの管理画面を見ると、一か月半ほど前に送った商品に対する評価が届いていた。「梱包がしっかりとしており、商品はダメージもなく問題なく届きました。コロナで配達が遅れていましたが、これはセラーのせいではありません。私はこのセラーから、再び商品を買おうと思います。どうもありがとう。」という趣旨のものだった。


 やっぱり、海外の人と何かをすると、面白い。


 でも、この世界も飽和状態だし、今はインスタグラムなどで広告が打たれているので、セラーも増えてくるだろう。ただ売っているだけではダメなのである。


 高いお金を毎月払っているeBayには、メールマガジンのシステムがあり、私にも一応、数える程ではあるけれども、読者がいらっしゃる。


 また、かつては日本を紹介するブログを作って運営していたが、英語を書き続けるのに疲れてしまって、こちらも開店休業状態になっている。


 オリンピックが始まり、今、日本には世界の注目が集まっている。英語を話して動画を撮影するなどというのはなかなか難しいが、英語を書くことなら、レベルはそれなりでも何とかできるかもしれない。


 この辺りに、もう少し力を入れてみようかな、と、今日、思った。


 相変わらず、熱しやすくて冷めやすい鋼鉄体質なので、どうなりますことやら。



 

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