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結果

　健康診断の結果が帰ってきた。

　以前からコレステロールの値が高く、一時期薬を飲んでいたことがあった。

　しかし、医者の方針とそりが合わず、今は自分で何とか数値を下げようと努力している。

　にもかかわらず、要精査 なる、結果だった。

　昨年と同じ感じの値であるのに、2ランク、警戒度が上がっている。

　悪い所は二つ、お決まりのコレステロールの値と、血圧だった。

　私は健康診断のあの雰囲気からして苦手で、採血をしようものなら貧血を起こして倒れてしまう体質を持っている。このような所で血圧を測定した所で、それは正常な値ではない。これは自分が一番良く知っている。医者や会社には、その事を言わねばわからない。

　この事実を立証するべく、先日、中国の通販で血圧計を買った。いいものは日本だと一万円位するが、殆ど機能の変わらないものを18ドルで手に入れた。手首で測定するものはカミサンが持っているのだが、自分専用に、腕に巻いて測定するタイプの物を購入した。

　会場では150/100なる値だったが、家で計ると、平均して120/78位の感じである。こうも違う値を自分のものとして扱われるのであるから、心外なのだ。

　コレステロールも、前年から比べると、確実に下がっている。内臓脂肪もかなり下がっている。カミサンが病気をしたせいもあるけれど、体重も8キロ減り、ウエストなど11センチも減り、メタボから脱却している。

　保険証をもらっている組織からは、医者に行け、との指示が出ている。要は、この先の保険料を抑えましょう、ということだ。

　私は自分なりに健康には特に気を付けているので、かかりつけの医者にはその事を伝えようと思っている。まかりまちがって化学物質を処方されようものなら、暴れる。

　大丈夫、相性の良いお医者さんが近くにおり、この先生はコレステロールは遺伝で仕方がない、頑張っているのだから大丈夫、というスタンスで認めてくれているのだ。

　血圧なんか、高いわけがない。実際に毎日測定している数値を持って行けば、わかってくれると思うし、薬を飲む必要なんか、今の所全くない。120/78で、血圧の薬を飲むなど、税金や保険料の無駄遣い以外の何物でもない。

　かつて行っていた医者がそうだった。その医者は院内処方で、受付から薬が出てくる。こちらに世話になり、コレステロールをクレストールという高価な薬で管理している時期があったが、内臓脂肪の数値が少しだけ高くなったときに、私に相談もなく内臓脂肪を減らす薬を処方したので、ここで縁を切った。

　今、内臓脂肪は、薬を飲まずに、ほぼ平常値まで戻っている。

　とにかく、この先、自分の健康は自分で守らねばならない。食事や精神状態などは大丈夫だと思うが、唯一心配なのは睡眠時間だ。ここ最近は5時間弱しか寝ていないので、睡眠負債になっていなければいいのだが。

　今の仕事は待機時間が多く、トラックの中で睡眠を補充しているので、これでいいのかもしれない、と言いたいところだが、これが現実。血圧やコレステロール、血液中の各種値に関してはうるさく言われるが、睡眠時間自体は全く注意喚起がない。

　健康診断の血圧の数値ほど、私にとって信頼できない値はない。

　とか、こんな風に言っている時点で血圧は微妙に上がっているので、これからは怒りを抑えるようにしよう。