健康診断
バイト先の会社で健康診断があった。
ここ数年は、カミサンを扶養にしてもらい、各種保険や税金、年金などの面倒な手続きを会社にお願いしている。
会社を辞めてからしばらくの間、屋久島にいる時も含めて、国民年金、国民健康保険を納めていた。しかし、収入が少なくて免除申請をしたり、納付書が来ても払うことができなかったり、あまりよい国民ではなかった。
今のバイトを始めた当初も、私は一応、家でも仕事をしていると言うことになっており、会社の世話にはなりたくない、というような、変な虚栄心があった。
しかし、自己破産を寸前にしてよく考えてみたところ、やっぱり会社に所属して、会社に各種保険、年金を天引きしてもらうのが一番いいのだということがわかった。
次第に家の仕事が減り、今はこのバイトが主な収入源となっているので、会社もカミサンを扶養にすることを認めてくれ、社員と遜色ない待遇を得ることができている。
これは大変有り難いことである。よく、天引きされる額が多いと嘆く人がいるが、これを自分でやると、更にとんでもないことになるという現実がよくわかった。
会社から健康保険証をもらっているので、会社で健康診断を受けなければならない。毎年この時期にあるのだけれど、私は採血をすると倒れてしまったり、バリウムを飲むと腹を下してどうしようもなくなったり、毎年憂鬱なのである。
会場にいるだけで緊張するので、血圧など、家で毎日計っているのと、40位違うのだ。家では最高の状態だと、上が110、下が60とかに落ち着くのであるが、昨日は上が150、下が100などとなり、インチキもはなはだしい。これで高血圧と診断されるのかと思うと、やるせない気持ちになる。
バリウムは、技師の方はとても上手で難なく終了したのだが、問題はその後だ。今はバリウムに下剤が入っているとかで、その日に少し出たので安心していると、翌日大変なことになった。下剤が効きすぎて、数えられないほどトイレに行くことになった。
去年と比べて、体重は10キロ減り、メタボ寸前だった腹囲は10センチ以上へっこんだ。タニタの体重計だと、体脂肪や内臓脂肪の値も良くなっているので、恐らく大丈夫だろう。
今年もコロナ禍の中、何とか終わってほっとしている。
カミサンの事もあるので、健康には注意してこれからも生きていこう。
あと20年位は、何とかしたいものである。
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