転生したら異世界最強！

やっぱり御都合主義

男が死んだ後に訪れた。

彼は凡人だったけれど、確かに努力して来たんだ。

だから神様はご褒美にこう言った。

「君は異世界に行かせてあげる」

「ありがとうございます！」

彼はすごく喜んだんだ。だってファンタジー大好きだったからさ

魔法や剣戟って男のロマンなのだから当然の反応さ。

「俺の能力は無双系、的なのが良いな！」

「ウンウン、だよね、わかるよー神様だもん！」

彼は驚いた、神様だって知らなかったんだもの、でもすぐに納得して、

そして喜んだのさ、神様なら安心だって、ね

「さぁ！もう準備は万端、行っておいっで！」

「ありがとうございました！」

こうして彼は勇者になったのさ、魔王を倒す為に召喚されて、

で、願い通りに応える、豪華絢爛な王宮でこういう感じに。

「素晴らしい勇者が現れてくれた！」

「はい！」

「うむ、では早速、「ベヒモス討伐へ」 頼んだぞ勇者よ！」

「ははっ」

剣を付き、命令通りに彼は素晴らしい姿勢と鎧を身につけて街を進んでいく、途中にガラが悪い連中がいたので注意もした。

そうして剣を投げてはばーんってベヒモスを倒したのさ。

「やったー！」

当然大喜び！

「で、色々あって彼は勇者でもなくなって死んだよ」