《データ》　

体長:45メートル

体重:7万5千トン

《概要》

　全身が黒いガラス質の甲殻に覆われた四足歩行の超獣。火山を背負ったような特徴的な姿をしている。

　体表を構成する黒い甲殻(剛性テクタイト)の内部は超高温高圧のマグマ状の物質で満たされており、甲殻が砕けると強烈な爆発がおきる。この機能をある種の反応装甲のように利用して、外敵の攻撃を弾いたり、また格闘で攻撃する際に爆風の威力を付与することができる。

　体表温度は1200度以上にもなり、通常の生物では接触するどころか接近も不可能。

　背中から放出される黒煙は惑星を覆いつくし、太陽光を遮蔽いずれ氷河と化してしまう。

　体である甲殻もマグマも鎧でしかなく、内部にある中枢器官(コア)を止めなければ倒すことはできない。

　なお鎧となる体は、エネルギーと岩石や砂があればいくらでも形成できる。

《能力》

・集束火炎弾

　背中の火山内部で生成した火球を打ち上げ、上空で破裂させて数百もの小型火炎弾を広範囲に散布して対象を破壊する能力。

　小型火炎弾の中には強力な爆発性の化合物(窒素を含有した巨大分子)が封入されており、一発一発が相当な破壊力を秘めている。

　本来は攻撃用ではなく障害物を破壊するための能力である。

・超高熱気化体砲

　喉元に蓄積させた推定４０００度の気化体(岩石蒸気)を口腔内から特定方向に高速で噴射する武器。　

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