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2019年12月16日 22:56
胸に沁みました。完結後に読んだのですが、途中から嫌な予感が……(コレ綺麗に終わるのって……心中?)などと、最後まで読めば起こりようがない不見識な思いまで抱きました。親友、両親、先生……手紙に託した彼女の想いが明らかになり、広がってゆくにつれ彼のひび割れた心を包んでいくようでした。そして最後の手紙。彼女の悲痛な叫びが聞こえてきます。「生きたい! みんなと、貴方と生きていきたい!」叶わぬ約束は、一体どれほどの願いが籠められていたのでしょうか。それでも、彼女の駆け抜けた数年間の生の輝きは、確かに存在していました。キズついている、けれど最早彼に死ぬ気は無い。生き残った自分でなければ、瞼の裏にうかべれなくなってしまう、其れは彼女の生の輝きを否定する行為。これから、彼らの長い人生がはじまります。夏葉さんの分も、実りある人生を。素晴らしい作品、ありがとうございました。
作者からの返信
@almatiharuさんコメント、ありがとうございます。一片でも何かしら残るものを感じてとって頂けたのなら、作品としても、作者としても、これ以上嬉しいことはありません。とても励みになります。改めまして、最後まで読了頂きありがとうございました。
胸に沁みました。
完結後に読んだのですが、途中から嫌な予感が……
(コレ綺麗に終わるのって……心中?)
などと、最後まで読めば起こりようがない不見識な思いまで抱きました。
親友、両親、先生……手紙に託した彼女の想いが明らかになり、広がってゆくにつれ
彼のひび割れた心を包んでいくようでした。
そして最後の手紙。
彼女の悲痛な叫びが聞こえてきます。
「生きたい! みんなと、貴方と生きていきたい!」
叶わぬ約束は、一体どれほどの願いが籠められていたのでしょうか。
それでも、彼女の駆け抜けた数年間の生の輝きは、確かに存在していました。
キズついている、けれど最早彼に死ぬ気は無い。
生き残った自分でなければ、瞼の裏にうかべれなくなってしまう、其れは彼女の生の輝きを否定する行為。
これから、彼らの長い人生がはじまります。
夏葉さんの分も、実りある人生を。
素晴らしい作品、ありがとうございました。
作者からの返信
@almatiharuさん
コメント、ありがとうございます。
一片でも何かしら残るものを感じてとって頂けたのなら、
作品としても、作者としても、これ以上嬉しいことはありません。
とても励みになります。
改めまして、最後まで読了頂きありがとうございました。