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  • さようならをもう一度への応援コメント

    胸に沁みました。
    完結後に読んだのですが、途中から嫌な予感が……

    (コレ綺麗に終わるのって……心中?)
    などと、最後まで読めば起こりようがない不見識な思いまで抱きました。

    親友、両親、先生……手紙に託した彼女の想いが明らかになり、広がってゆくにつれ
    彼のひび割れた心を包んでいくようでした。

    そして最後の手紙。
    彼女の悲痛な叫びが聞こえてきます。

    「生きたい! みんなと、貴方と生きていきたい!」

    叶わぬ約束は、一体どれほどの願いが籠められていたのでしょうか。
    それでも、彼女の駆け抜けた数年間の生の輝きは、確かに存在していました。

    キズついている、けれど最早彼に死ぬ気は無い。
    生き残った自分でなければ、瞼の裏にうかべれなくなってしまう、其れは彼女の生の輝きを否定する行為。

    これから、彼らの長い人生がはじまります。
    夏葉さんの分も、実りある人生を。

    素晴らしい作品、ありがとうございました。

    作者からの返信

    @almatiharuさん

    コメント、ありがとうございます。

    一片でも何かしら残るものを感じてとって頂けたのなら、
    作品としても、作者としても、これ以上嬉しいことはありません。

    とても励みになります。

    改めまして、最後まで読了頂きありがとうございました。