第127話SSユーアちゃんのお風呂講座1(双子姉妹編)



このお話は、澄香が姉妹の二人にレストエリアを紹介した時のお話になります。

タイトル『お家へご招待と魔のお風呂』の澄香が留守最中のSSのお話です。



※性的表現があります。

 苦手な方はご遠慮ください。

 次回より本編に戻ります。





「それじゃ、ボクがお風呂の使い方教えますねっ!」



 ボクはスミカお姉ちゃんの言いつけ通りに、ナゴタさんとゴナタさんに向かって声を掛けます。二人にお風呂の入り方を教えてってお願いされてるので。


「はい、よろしくお願いいたします。ユーアちゃん」

「うんよろしくな、ユーアちゃんっ!」


「うんっ!それと汚れた着替えとタオルはここに入れておいてください。お風呂終わるころにはきれいになってホワホワになってますので」


 とお洋服を脱ぐ鏡の部屋の、せんたくきの説明もします。


「ああ、これはお姉さまに説明受けてるから大丈夫ですね」

「うん、うん」

「それじゃ脱いだ服も入れちゃってください。長旅してきたからお着替えないって、スミカお姉ちゃんが言っていたので」


「はい、わかりました」

「おう、わかったぞっ!」


 そう伝えるとナゴタさんとゴナタさんは、お洋服を脱ぎ始めます。

その時「ブルン」と大きなお胸が揺れました。まるで生きてるみたいです。


「うわっ!」


「えっ、ユーアちゃんどうしました?」

「どうしたんだ?ユーアちゃん、大きな声出して」


「う、うん、何でもないですっ!ちょっとびっくりしちゃっただけです」


「?そうですか、それではお願いいたしますね、ユーアちゃん」

「それじゃ、教えてくれよなっ!ユーアちゃん」


「う、うん、わかりました」


 ボクもお洋服を脱いで先にお風呂に入ります。


『………………』


 その後を4つの大きなお肉が付いてきます。


 プルルンップルルンッって、歩いてきます。

ボクはさり気なくそのお肉を見ちゃいます。だって、


「?」

「?」



『美味しそうなんだもん。お肉』 



※※※※※※




「これがしゃんぷーで、こっちがぼでぃそーぷです。今日はボクがナゴタさんとゴナタさんを洗いますので、覚えて下さいね」


「はい、わかりました」

「うん、おねがいなっ」


「それじゃ、最初は頭から洗います。じゃ、頭を濡らしますね?」


 ボクはしゃわーの蛇口を回してお湯を出します。


 ジャーッ


「きゃっ!?」

「うわっ!?」


「あ、ごめんさない、熱かったですか!?」


 ボクはびっくりした声を上げたナゴタさんとゴナタさんを心配して声を掛けます。


「い、いいえ、違いますっ、暖かくて驚いたんです」

「まさか、いきなりお湯が出るとは思わなくてさっ!」


「あ、そうですよね?こっちのしゃわーの使い方も教えますね?」


 ボクはナゴタさんとゴナタさんにしゃわーの使い方を教えました。


「ううん、やっぱり部屋の中の台所を見て思ってたのですが、この水はどこから来てるのでしょう?どうやってお湯になってるんでしょう?」


「うん、うんっ!」


「え~~と、それはスミカお姉ちゃんもわからないって言ってました。なのでボクにもわからないです。そういう物だってしか言ってなかったです」


 そうスミカお姉ちゃんは、ボクに言ってた。

このしゃんぷーとぼでぃそーぷもなくならないって事も。


「ま、まあ、お姉さまが持ってたものですしね、あまり考えない方が良いのかもしれませんね?お姉さまがわからないなら、私たちにはわかりませんしね?」


「うん、絶対にわからないなっ」

「そうですね、ボクもそう思いますっ!」


 ボクとナゴタさんとゴナタさんはそう納得して考えない事にしました。



※※※



 ワシャワシャとボクはナゴタさんとゴナタさんの頭を洗っていきます。



「爪を立てないで、髪の毛よりも頭皮を丁寧に洗うようにって」


 ワシャワシャ

 ワシャワシャ


「最初に頭を洗ってから、体を洗うんだよって」


 ワシャワシャ

 ワシャワシャ


 ジャージャーッッ


 とボクは洗い終わって、しゃわーでしゃんぷーを流しました。


「って、スミカお姉ちゃんが言ってました」

「え、今の注意事項みたいなものだったんですか?」

「うん、そうだったんだなっ!さすがお姉ぇっ!なんでも知ってるなっ!」



 では頭は終わりましたので、次はぼでぃそーぷの使い方です。



「はい、次はお体を洗いますね。まずはこのタオルにぼでぃそーぷをつけて、泡をいっぱい立てて行きます。でないとダメだって言ってました。お肌にも悪いって」


「そうなのですね?なら良く覚えておかないとダメですね」

「うん、うんっ!」


 ボクはぼでぃそーぷをいっぱい付けて、タオルを「ゴシゴシ」して泡を出していきます。二人分だからちょっといっぱい使っちゃったけど、だいじょうぶだよね?


 ゴシゴシゴシゴシ

 ゴシゴシゴシゴシ

 ゴシゴシゴシゴシ


『う~~ん、でも、泡だらけになっちゃったよ。一度じゃなくて分けて洗えばよかったのかな?もしかして』


 と後から思ってしまいました。その時、


「うわわっ!」


 ボクはぼでぃそーぷの泡で「ツルン」と滑ってしまいました。

いっぱい使っちゃったから泡が沢山です。


 まだ洗っていないのに、ナゴタさんとゴナタさんも、泡だらけになっています。


「あ、ユーアちゃん!?」

「わっ!ユーアちゃんっ?」


 ぼよ~~んっ!

 ぼよ~~んっ!


 でもボクは転ばなくて、どこも痛くなかったです。でも、


「わわわっ!な、何これ、や、柔らかっ――――んむむっ!!」


「えっ?ユーアちゃんっ、わ、私に挟まってますよっ!大丈夫ですか!?」

「んむむっ!!よいしょっ!」


 ボクはその柔らかい物から抜けようとしたけど、まだ床がヌルヌルのせいで、


 ツルンッ!


「わわわっ!」

「えっ?」


 ぼよ~~んっ!

 ぼよ~~んっ!


 と今度はゴナタさんのお肉に挟まってしまいました。


「うむむ~~~~!!!!」


 ボクは焦って、ジタバタと手足を振ります。

でもどこもツルツルしてて、


「ちょ、ちょっとあんまり動かないでくれよっ、ユーアちゃあんっ!ああんっ! て、手も動かさないでくれよぉ~~っ!も、もう、ワタシィっ~~~~~!!」


「んむむっ!ご、ごめんなさいっ!でも抜けそうですっ!むむうっ!」


 ボクはゴナタさんのお肉から手を離します。きっと痛かったんだと思います。

いっぱい暴れちゃったせいで。


『むむむっ、あっ、なんかに掴めるっ!』


 ボクは手に触れる何かのポッチを見付けて、そこを掴もうと必死に手をワキワキします。


「うきゃあっ!ユ、ユーアちゃん、いったいどこを掴もうとっ!そ、そこはっ!ダ、ダメッ、なんですぅ~~~~!!ああああっっっそ、そんなにニギニギされてはあぁぁぁんんっ!?」


「だ、だって、滑って、うむむっ!ボ、ボク、もうっ!」

「ううんっ!あああっ!も、もうっ、ユーアちゃんっ!~~~~!!もうっ!」

「ユ、ユーアちゃあんっ!はぁはぁっ、んんんんっも、もうワタシぃ~~!!」


『うわあああああああんんんんっっっっっっ!!!!!!』



※※※※※




「………………ふうっ」

「~~~~~~はぁはぁはぁはぁ」

「~~~~~~~~~~~~~」



 それからボクはなんとかお肉から脱出して、ナゴタさんとゴナタさんのお体を洗っていきます。特に大きなお肉は丁寧に洗っていきました。


 ラブナちゃんのお体フキフキの時もそうだったんだけど、ナゴタさんとゴナタさんもなにか恥ずかしがっていました。特に先っぽの時は、お顔も真っ赤で、ちょっと痛がった素振りでした。でも声を出さないで我慢してくれてたみたいです。


 ボクはもっと優しくしなきゃと思いました。

そしてもう一度挟まってみたいと思いました。


 なんか懐かしい感じがしたからです。



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