3話 到着、学園

去年、家族旅行で飛行機に乗った。エンジンの轟音、体が浮きあがる独特の感覚、音が聞こえなくなる耳、そして窓の外に広がる景色。あれよあれよと空港は、町は、都市は、窓の横に置いた手に収まるほどに小さくなっていく。あぁ、窓がなければ爽快なのに…と叶わぬ妄想をする。


さくらはふと、手を伸ばす。そこには飛行機の壁も窓もなく、白い獣の毛が腕を撫でるだけ。今にも落下しそうな感覚に陥り、手を引っ込める。その様子を不審がるようにニアロンが問う。


―どうした?何か忘れ物でもしたのか?―


「空を翔けるって意外と怖いんですね…もっと気持ちいいものだと思っていました」


さくらのおっかなびっくりな声を聞き、ニアロンは、 ―慣れだよ、慣れ― と笑った。



白い獣の上に乗り、見知らぬ世界の空を翔けている。振動も、吹き付ける風も、ニアロンが張った障壁のおかげがほとんど感じない。おかげで景色を楽しむ余裕まで生まれた。太陽に明るく照らされ始めた地上を見やると、そこに現代的な建築物はなく、山、森、村が見えるだけだった。


「なんか…異世界といっても田舎って感じですね」


「この辺りは特にねー。魔界やエルフ領とかからはかなり離れていて、戦争の影響ほとんど受けていないから。あ、でもさっきの村、エアスト村っていうんだけど。あそこは結構人いたでしょう?山脈向こうからこちらの王都への丁度休息地点のような場所だからそこそこ栄えているんだ」


「ま、待ってください。魔界?エルフ?戦争?」


竜崎の唐突な話にさくらの頭は混乱する。竜崎は少し言葉を選ぶように補足を行った。


「うーん。呼び方は正確には違うんだけどね。その呼び方のほうが君にしっくりくるかなって。見た目も同じだし」


「戦争というのは…?」


「魔界…魔族が住む領域のことだけど、そこが人界…人間やエルフとかが住むこちら側の領域に全面戦争をしかけてきたんだ。20年前に。古来から紛争や小競り合いは絶えず行われていて、双方常にいがみ合っていたんだけど、その戦争が終結したのを契機に和平協定を結び平和になったんだ」


「そんなことが…」


「ここは魔界からかなりの距離あるから被害は少ないんだ。とはいえ、過去の紛争で作られた生物兵器達はここまで広がっているけどね…」


「なんか恐ろしいこと言いませんでした?生物兵器って…」


「魔獣や一部種族のことだよ。細菌兵器とかではないから安心して。いや安心はできないか。兵士増産計画のもと生み出されたはいいが、意志をもつ一部は独立。または野生化したんだ」


「へえー…」


「あ、ほら。今下を走っているの、あれは魔狼といって作られた魔獣だ」


竜崎に促され下を見ると、集団で狩りをする獣の姿が見える。確かに恐ろしいが、前にテレビでみた狼の狩り模様となんら変わりないように見えた。


しばらく下を見続けたからか、それとも慣れぬ体験に酔ったのか、頭がくらくらし始める。それを察してか、竜崎はとある提案をする。


「到着までにはまだしばらくかかる。少し眠ってていいよ」


ニアロンも賛成し、誘う。


―座ったままが寝にくいなら、横になればいい。ほらゆっくりと体を倒して―


「えっでも…ここで?」

確かに獣の背は比較的広く、横になるスペースはある。だが空を飛び、落ちるかもしれないこの場所で上手く寝れるのかと不安をぬぐえない。


―なに、私の力で快適に眠れることは保証しよう。それに、寝たら素敵な贈り物をさせてもらうよ―

怪しい笑みを浮かべながら手をワキワキさせるニアロン。さくらは思わず竜崎のほうに寄る。


「ごめんね、怖がらせてしまって。でも確かに寝たほうがいい。その様子だと眠れていないでしょ? 贈り物、というのも私が保証しよう。君に百利あって一害なし、だよ」


竜崎にもそう言われ、仕方なしに体を横に傾けるさくら。ありがたいことに、完全に横になっても揺れを感じず、体はある程度固定されている。ニアロンの力は伊達ではなさそうだ。


―そうだ、うまく眠れるように子守歌でも歌ってあげよう―


そう言ってニアロンが歌い始めた歌は、聞きなじみがある「元の世界」の子守歌だった。少しは気がまぎれ、ようやく瞼が落ちてきた。




「…寝たかな?」


―ああ、ぐっすりだ。かわいい子だな。頭を撫でまわしてあげたいな―


そんなニアロンを竜崎は呆れ声で静止する。


「後でやってくれ、それより頼むぞ」


―任せろ、お前やクレア相手にやったノウハウがある。あの時より簡単に、楽にできるさ―


怪しげな会話をしつつ、彼らを乗せた獣は一直線に王都『アリシャバージル』を目指す。






「んにゅ…」

フワフワの布団で空を飛びながら眠る夢を見た。ずいぶんとファンシーな夢をみちゃったな、とさくらは寝ぼけ眼をこすりつつ、ベッドから出ようと足をおろす。


「…!?」


床がない!というかベッドじゃない!


―お。お目覚めかい?さくら―


声のする方を振り向くと、フワフワと浮く女の子の姿。それを見て全て思い出す。


「あ、おはようございます…ニアロンさん」


―丁度よかった。そろそろ起こそうと思っていたんだ。前の方、みれるかい?―


そう促され、前に座る竜崎の横から顔を出す。すると遠くの方に大きな都市が見えた。


「あれって?」


「あれが目的地、王都アリシャバージルだよ。私達が住んでいる場所さ。タマ、直接学園内に降りてくれ」


「了解、ご主人。さくらさん起きたことですし、速度上げますよ」


聞きなれぬ声。辺りを見渡すも、そこは空。並走している鳥などもいない。


「あの、今の声って…」

おそるおそる問うさくら。


「ああ、この子の声だ」

と乗っている獣をポンポンとたたく竜崎。


「おや!もしかして私の声がわかるのですか!」

嬉しそうにはしゃぐ声。間違いない、声の正体はこの巨大白猫である。


「私です。タマです!流石ニアロン様の力!もう言葉がわかるようになったのですね!あれ、これもしかして私が彼女と会話をした第一号と(”#$)=?」


ものすごい勢いでしゃべくるタマ。話の後半は全く聞き取れない。どうこたえようかと悩んでいると、竜崎が助け船を出す。


「タマ、少し落ち着け。ある程度は言葉を理解できるようにはなったが、早口や難語はまだ聞き取れない。喋ることもできない。話すならゆっくりと頼む」


「それはそれは、さくらさん。失礼しました!」



「あ、あの!」

さくらは竜崎とタマの会話を遮り聞く。


「ど、どういうことですか?」


―贈り物だよ―


ニアロンはそう笑いながら説明を始めた。


―やはり言葉の壁というのは大きい。思い当たるだろう?言葉が通じてれば…という場面が―


そういわれさくらは思い返す。外国人に道を聞かれ、逃げるように去ってしまったこと。英語の授業で和訳を間違え、恥をかいたこと。そして、ここに来たばかりのあの騒動。


―それを解決してあげるためにな、寝ている間に学ばせたんだ。睡眠学習というやつか?頭に負担がかかるからいっぺんには無理だけど、よくできたほうだろう―


自慢気に問うニアロン。とはいってもさくらには実感が湧かない。


―おや、わからないか?現に今、私達はさくらの言語を話していないぞ―


「えっ!!」


驚くさくら。すると竜崎は訝しむ。


「ん?こちらの言葉を聞き取れ、かつ日本語で話すことができるのか。一発目で少しうまくいきすぎじゃないか?」


そういわれ、ニアロンも考え込む。


―む、確かにそうかもしれない。さくら、頭が痛かったりしていないか?―


「いえ…」


―痛かったら遠慮せず言ってくれよ? 経過観察が必要だが…もしかしたら才能でもあるのかね―


「えっでも、私英語の成績はあんま良くなくて…」


―いや言語の才能ではなくて、魔術の才能のほうだな―


「正確に言えば魔術を受け入れる才能、かな?今のところは」


―そんなところだろう、面白いな―


ケタケタ笑うニアロン。よくわからないが、才があると言われ少し嬉しくなったさくらも釣られ笑ってしまう。




「そろそろ降下しますよ。お捕まりを!」

タマの声を聞き、慌てて竜崎に捕まる。


―いや、私が支えているからそんなことしなくていいんだが。まあいいか―


竜崎もフフッと笑い、タマに合図を出す。それを聞き、タマはぐんぐんと高度を下げていき、いつの間にか目の前にまで近づいていた王都直上まで降りる。


下を見ると、所せましと並んだ住宅、大通りに立ち並ぶ屋台、楽しそうに遊ぶ子供達が見えた。その中世的な雰囲気に不思議と心が踊りだす。


「わぁ!すごい…!楽しそう! あっあれってもしかして…」

さくらは少し離れた場所に聳え立つ大きな城を指さした。それを見て、竜崎が答える。


「あれはアリシャバージル王が住まう王城だね。いずれあそこにも案内してあげるよ。だけどまずはあっちだ」


そう言い、彼は反対側を指さす。そちらに目を向けると、王城より遥かに大きな建物が見えた。


「わ!なんですかあれ!」


「あれはアリシャバージル図書館。世界中の書物が集められているんだ。降りる場所はそこの横にある『学園』だ」


「学園?学校がこの世界にもあるんですか?」


「うーん正確には違うんだけど、まあやってることは同じかな」




そう話している間にタマは『学園』と言われる施設内の広場に降り立つ。


「はい、到着。お疲れ様、さくらさん」


先に飛び降りた竜崎に支えられ地面に降りると、タマはしゅるしゅると小さくなって伸びをする。


「んくぅ~。しばらく走りたくないです…」


「ありがとうタマ。よく頑張ってくれた。今度エルフの秘蔵果実酒をもらってきてやるぞ」


そういいながら小さくなったタマを文字通り猫かわいがりする竜崎。


そんなじゃれ合いをみていたさくらだが、改めて周りを見てみる。どうやら校庭のような場所らしく、遠くの方で数十人が動いているのが見えた。

「さて、どうするか…昼のようだし、とりあえずご飯でも食べにいくか。朝からずっと空中だったしね」

そういうと竜崎はぐったりしているタマを抱きかかえ、さくらにおいでおいで、と手招きする。



揃って校庭を抜け、近場の建物に入る。内部は広く、ところどころに部屋の扉が並んでいた。


「あれって…?」

気になったのはその建物内を歩いていた生徒達の持ち物。剣や槍といった武器を持っている者もいれば、杖や本を片手に何かを詠唱している者。鷹匠のように小型の竜を従えている者もいた。

元の世界ではおよそ見慣れぬ道具類の数々。おびえるさくらに竜崎が説明する。


「ここは、元の世界で言う体育準備室みたいなところだね。携帯する必要のない武器とか道具はここに置いてもらうようにしているんだ」


「向こうにいる小さなドラゴンみたいなのもですか…?」


「ん?あぁあれはエルフ族の伝統戦法だね。本来狩猟を主としていた彼らは竜種、または巨大鳥種を観測手や牽制役に用いる変則的な戦いを行うんだ。最も魔術がエルフ族に伝わって以来、使い手は大分減ったらしいけどね」


そういわれ、竜を携えている耳が長い子を改めて見ると、煌びやかな装飾の入った弓を装備していた。


「あのー…ここに来たのってやっぱり狩りとかして食べ物を手に入れるからですか?」


もしや狩りで食料を?と思い竜崎に問うと…。


「ん?いや、ここ突っ切ったほうが食堂近いから…」


と至極普通の回答が返ってきた。




竜崎の姿を認め、挨拶や会釈をしていく生徒達。それに挨拶を返しながら建物内を横断する竜崎に遅れないようについていくさくら。その間、周りからの視線を感じ、すこし肩をすくめる。


―心配するなさくら。『学園』ではそう奇異の目を向けられることもないさ。ここ、奇人変人意外といるからな―


と怖がるさくらにニアロンがフォローを入れてくれる。本当かどうかはさておき、少しだけ心が和らいだ。




食堂にたどり着くと、どうやらお昼のピークは過ぎているらしい。出ていく生徒が多く席は比較的空いていた。


「今日の日替わりメニューは…魔豚焼きか、あれ独特な味しているから初めての人には無理だな。さくらさん、なにか食べたい物ある?」


突然に振られて悩むさくら。今の気分は…。


「オ、オムライス…?」


「お、いいチョイス。あるよ同じような料理が。ケチャップじゃないけど」


そういい竜崎は食堂受付に注文しにいく。


「えーと、日替わり2つと、卵包み一つ、あと魔豚焼き単品大盛で」


と受付のおばちゃんが竜崎に気づき、少し驚いた表情で話す。


「あら、リュウザキ先生!ナディさんが探していましたよ!結構お怒りでしたけど、なにをなさったんです?」


「あー…やっぱり?理由説明せずに講義任せたのは悪かったな…教えてくれてどうも。後で謝っときます」


「あら、いいんですよ!ところでこちらの可愛らしいお嬢ちゃんは先生のお子様?」


思わぬ一言に苦笑いする竜崎、首と手を思いきり振るさくら。そして大爆笑するニアロン。


―ハッハッハ!やっぱりそう思うよな!いつツッコミ入れてやろうか迷ってたんだ!―


「あ、日替わり一つ取りやめで」


―悪かったって、ごめんて―




出来上がった料理を持ち、竜崎の提案で外の席に出る。軽やかな風が吹き、食事するのにもうたた寝するのにも絶好の天気だった。


「はい、タマ。食べられそう?」


「足りませんよぉ…」

力ない様子だが、すごい勢いでムシャつくタマ。瞬く間に大盛皿を空にした。


「あとで骨付き肉買ってあげるよ。先にさくらさんの手続きやらせてくれ」


その様子をぼーっと眺めているさくらにニアロンが問う。


―どうした?食べないのか?―


「なんかタマちゃん可愛くて…」


―もう動物をいとおしむ余裕があるのか、順応が速いな―


さくらもおそるおそる料理に口をつける。見た目はオムライスだが、果たして…

「美味しい!」


トマトのような酸味に味付けされたご飯。爽やかな香りがほんのり鼻を抜ける卵、そしてソースは


「あれ、デミグラスソースっぽい…?」


―ん?そっちにもあるのかそのソース。清人は知らないようだったけど―


「あれそれデミグラスソースだっけか。もう味忘れてるからわからないな…」




竜崎達がそんな他愛のない会話をしていると、そこに走り寄ってくる眼鏡の女性が一人。


「せーんーせーい?」


明らかに怒っている様子。竜崎は椅子の向きを変え、深々と謝罪する。


「ごめんナディ。任せきりにしてしまって。」


「それはいいんです!よくあることですし。それよりも報告書に理由書けませんから説明無しでいなくなるのは止めてください!伝書鳥職員から聞き込みをして、スカスカですけど頑張って作ったんですよ!せめて届いた手紙を置いて行ってほしかったです…」


はあ、もう…。とため息をつく女性。


「それで、こちらの方が『緊急の案件』ですか?」


「ああ、私と同じく異世界に飛ばされてきた子だ」


さも平然と言う竜崎に一瞬納得しかける女性。しかしすぐに考え直し…。


「いやいやいや!大事件じゃないですか!なんでそんな冷静なんですか!」


「もちろん私も驚いているさ。でもあんまり過剰に反応して不安がらせちゃいけないだろう」


そういわれ、慌てて女性はさくらのほうを向き、自己紹介する。


「ごめんなさい、取り乱しちゃって。私は、あれ言葉通じてます?通じてる?良かった…こほん。改めまして。私はナディ。先生の助手を務めています。よろしくお願いします」


「雪谷さくら、です。こちらこそよろしくお願いします」


「? あのー、先生…彼女なんて?」


「まだこちら世界の言葉は喋れないんだ。彼女は雪谷さくらさん。こちらこそよろしくお願いしますって」


「えぇ、こちらこそ!お困りごとあれば私も精一杯お手伝いします!」


と、竜崎はナディに話を振る。


「ところで講義はどうしてくれた?自主練にした?」


それを聞き、ナディはよくぞ聞いてくださいましたと言わんばかりにまくしたてる。


「それなんですよ先生!あの後頑張って講義続行させたんです。大変でしたけど…いざ実技の時間で火精霊の出し方に移って、上手く召喚できない子がいたからコツ伝授ついでに上位精霊を少し見せたんですよ!そしたら絶賛の嵐で…」


「そうだよ、上位精霊を呼び出すだけでも並みの才能では不可能だからね。ナディはすごい実力もっているんだからもっと自信持ちなよ」


と竜崎が囃す。しかしナディの表情は暗い。


「問題はそっから先なんです…つい調子乗っちゃって、先生ならもっとすごいの出せるって…」


「なるほど、私の株上げまくっちゃった訳か」


「はい…しかも先生が帰ってきたらそれを見せるって約束もしてしまいまして…」


罪悪感からか縮こまるナディ。竜崎はそんな彼女をよしよしと宥めた。


「事情はわかったよ。ありがとうね、無理に繋がせちゃって」


「謝らないでください…私がもっと上手く講義できていたら…」


「ううん、ナディはよくやってくれた。いつも無理をさせてごめんね」


「でも魔力をかなり消費しているんじゃ…」


「大丈夫大丈夫。明日までには回復させるよ」


「いえ…それが…」


すると、竜崎が帰ってきた噂を聞きつけたらしい数人の生徒がその場に駆け寄ってきた。


「先生!帰ってきたってことはすごい精霊見せてくれるの!?」


「あぁ、見せてあげるよ。いつだい?」


「ナディ先生が、リュウザキ先生が見つかり次第って、今からお願いします!昼休憩中だし!」


「今か…」


頭をかく竜崎、思わず平謝りするナディ。


「じゃあこれ食べ終わったらね。先に練習場のところに人集めといてくれる?」


それを聞き、生徒達は目を輝かせ元気よく返事し走り去っていった。


「本当にごめんなさい!」


「ううん、迷惑かけたの私のほうだし、気にしないで。元より何か見せるつもりだったからね。それよりナディ、昼ご飯食べた?あ、食べた?それじゃあ、あとで美味しいデザートを城下に食べに行こうか。さくらさんに街の紹介も兼ねてさ」


と言いつつ、昼食を食べ進める竜崎。彼には悪いが、一体何を見せてくれるのか少し期待するさくらであった。

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